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ChatGPTとNano Banana 2はどっちがおすすめ?建築・内装デザインで比較

9月11日
読了時間: 28分

更新日:9月19日


「AIを使って建築パースを作ってみたいけれど、ChatGPTとNano Banana 2のどちらを使えばいいの?」「名前は聞いたことがあるけれど、違いがよくわからない」と迷っている方も多いのではないでしょうか。


ChatGPTとNano Banana 2は、どちらも文章で作りたいイメージを伝えることで、建築パースや内装デザインの画像を生成できます。専門的な画像生成AIの操作を覚えなくても、日本語で「こんな住宅を作りたい」「こんなリビングにしたい」と指示できるため、初めてAIで建築・内装デザインに挑戦する方にも利用しやすい選択肢です。


また、新しい画像を作るだけではありません。生成した画像や手持ちの画像をもとに、「外壁を木材に変更する」「床の色を変える」「植栽を追加する」といった編集もできます。


しかし、実際に使い始めようとすると、

「建築パースを作るならどちらがいい?」

「内装デザインでは違いがある?」

「同じプロンプトを入力したら、どんな画像ができる?」

「生成した画像を修正しやすいのはどちら?」

など、どちらを選べばよいのかわかりにくいところもあります。


そこで本記事では、ChatGPTとNano Banana 2に同じプロンプトを入力し、建築パースと内装デザインを実際に生成して比較します。さらに、同じ元画像を使った編集や、生成後に追加の指示を出した場合の違いなども検証します。


比較するのは、単純な画像の見た目だけではありません。プロンプトで指定した内容がどの程度反映されるのか、素材や家具をどのように表現するのか、既存画像を編集したときに元の建物や構図がどの程度維持されるのかなど、実際に建築・内装デザインで使う場面を想定して見ていきます。


AIによる画像生成を初めて試す方にもわかりやすいように、基本的な違いから順番に紹介します。


「まずはChatGPTとNano Banana 2のどちらから使ってみよう?」と迷っている方は、実際の生成画像を比較しながら、自分の使い方に合ったツールを見つけていきましょう。


CONTENTS



ChatGPTとNano Banana 2の違いを比較


ChatGPTとNano Banana 2は、どちらも文章による指示から画像を生成できるAIです。


建築・内装デザインでは、「モダンな2階建て住宅を作成してください」「木を基調としたナチュラルなリビングを作成してください」といった日本語のプロンプトを入力して、イメージ画像を生成できます。


また、どちらも新しい画像を作るだけでなく、既存の画像をもとに編集することができます。



そのため、初めて使う方からすると「結局、何が違うの?」と感じやすいかもしれません。

まずは、建築パースや内装デザインを作るときに関係する主な違いを比較してみましょう。

比較項目

ChatGPT

Nano Banana 2

提供元

OpenAI

Google

画像生成

○

○

日本語プロンプト

○

○

既存画像の編集

○

○

部分的な画像編集

○

○

画像を使った編集

○

○

複数画像を参照した生成・編集

画像をアップロードして指示可能

○ 複数画像のアップロードに公式対応

アスペクト比の指定

○

○

生成後の追加修正

○

○

主な利用方法

ChatGPTで会話しながら生成・編集

Geminiで会話しながら生成・編集

このように基本的な機能だけを見ると、ChatGPTとNano Banana 2には共通している部分が多くあります。


どちらも専門的な画像生成ソフトの操作を覚えなくても、作りたい建築や内装のイメージを文章で伝え、生成された画像を見ながら追加の指示を出して調整できます。


ChatGPTは会話しながら画像を作成・編集できる

ChatGPTでは、チャットで作りたい画像を説明することで画像を生成できます。



たとえば、

「白い塗り壁と木材を組み合わせたモダンな2階建て住宅の建築パースを作成してください。」

と入力して画像を生成し、その結果を見ながら、

「正面の木材をもう少し明るくしてください。」

「玄関前に植栽を追加してください。」

など、会話を続けながら調整できます。


既存の画像をアップロードして編集することも可能です。また、画像の一部分を選択して変更内容を指示する方法と、選択せずに会話から直接編集を指示する方法があります。


そのため、最初から細かなプロンプトを完成させなくても、生成結果を確認しながら少しずつイメージを調整できます。


無料プランから画像生成を試せるため、「まず画像生成AIでどのような建築パースを作れるのか試してみたい」という初心者にも取り入れやすいでしょう。


Nano Banana 2も画像生成と編集の両方に対応

Nano Banana 2は、GoogleのGeminiで利用できる画像生成・編集AIです。



正式なモデル名は「Gemini 3.1 Flash Image」で、文章から新しい画像を生成するだけでなく、Geminiで生成した画像やアップロードした画像を編集できます。


また、複数の画像をアップロードし、それらをもとに新しい画像を作成することにも対応しています。


たとえば、建築パースと参考にしたい木材の画像を一緒に使い、

「1枚目の住宅の外壁を、2枚目の画像の木材を参考に変更してください。」

といった使い方もできます。


Nano Banana 2では、アスペクト比の変更や高解像度化などにも対応しており、Google DeepMindは画像生成だけでなく画像編集も主要な機能として紹介しています。


無料でもNano Banana 2による画像生成を試せるため、「まず画像生成AIを使って建築パースを作成・編集してみたい」という初心者にも取り入れやすいでしょう。


機能表だけでは「建築パースにどちらがよいか」はわからない

ここまでを見ると、ChatGPTとNano Banana 2は「できることがかなり似ている」と感じるかもしれません。


しかし、建築パースや内装デザインでは、機能の有無だけでなく、同じプロンプトをどのように解釈し、どのような画像を生成するのかも重要です。


たとえば、

「指定した建物の特徴がどこまで反映されるか」

「外壁や床などの素材がどのように表現されるか」

「家具や植栽などがどのように配置されるか」

「追加の修正指示にどのように対応するか」

「既存画像を編集したとき、変更していない部分がどの程度維持されるか」

といった違いは、実際に画像を作ってみないと比較しにくい部分です。


そこで次の章からは、ChatGPTとNano Banana 2にまったく同じプロンプトを入力して、実際に建築パースを生成します。


まずは同じ条件の住宅を作り、生成された画像にどのような違いが出るのか比較してみましょう。



ChatGPTとNano Banana 2で同じ建築パースを作って比較


ここからは、ChatGPTとNano Banana 2を実際に使って、生成される画像にどのような違いがあるのか比較してみましょう。


まずは、同じ住宅の建築パースを作成します。


比較条件をそろえるため、ChatGPTとNano Banana 2の両方にまったく同じプロンプトを入力します。


今回使用するのは、白い外壁と木材を組み合わせたモダンな2階建て住宅です。


今回使用するプロンプト

モダンな2階建て住宅の建築CGパースを作成してください。白い塗り壁を基調とし、玄関まわりと2階の一部に明るいブラウンの天然木を使用してください。フラットな屋根と大きな窓を取り入れ、玄関前にはコンクリートのアプローチと少量の植栽を配置してください。昼間の自然光で、建物全体がわかるアイレベルの斜め正面からの構図にしてください。リアルな建築ビジュアライゼーションとして表現してください。

このプロンプトでは、次の条件を指定しています。

  • 建物:モダンな2階建て住宅

  • 外壁:白い塗り壁

  • アクセント:明るいブラウンの天然木

  • 屋根:フラット

  • 開口部:大きな窓

  • 外構:コンクリートのアプローチと少量の植栽

  • 時間帯:昼間

  • 構図:アイレベルの斜め正面

  • 表現:リアルな建築ビジュアライゼーション

この程度のプロンプトであれば、画像生成AIを初めて使う方でも作りやすく、同時に「指定した条件がどこまで反映されるか」を比較できます。


ChatGPTで生成した建築パース

まず、ChatGPTに上記のプロンプトをそのまま入力します。

ChatGPTで生成した建築パース
ChatGPTで生成した建築パース

生成された画像を確認したら、単純に「きれい」「リアル」といった見た目だけではなく、プロンプトで指定した条件がどのように反映されているかを見てみましょう。


特に、白い塗り壁と天然木の使い分け、フラットな屋根、大きな窓、植栽、カメラアングルなどを確認します。


Nano Banana 2で生成した建築パース

次に、まったく同じプロンプトをNano Banana 2に入力します。

Nano Banana 2で生成した建築パース
Nano Banana 2で生成した建築パース

こちらも、建物のデザインだけでなく、素材、外構、光、構図など、プロンプトで指定した条件がどのように画像へ反映されているかを確認します。


2つの画像を比較してみよう

(左)ChatGPTで生成 (右)Nano Banana 2で生成
(左)ChatGPTで生成 (右)Nano Banana 2で生成

2つの画像が生成できたら、横に並べて比較してみましょう。

比較するときは、次のポイントを見ると違いを整理しやすくなります。

比較ポイント

確認する内容

建物のデザイン

2階建て・モダン・フラット屋根などの条件が反映されているか

素材

白い塗り壁と天然木が指定した場所に使われているか

窓

大きな窓という指定が反映されているか

外構・植栽

コンクリートのアプローチと少量の植栽になっているか

構図

アイレベル・斜め正面・建物全体という条件に近いか

光・影

昼間の自然光として表現されているか

写実性

建築ビジュアライゼーションとしてどのような仕上がりになったか

指示への反映

プロンプトに含めた条件がどの程度反映されているか

ここで重要なのは、どちらの画像が好みかだけで判断しないことです。


たとえば、一方の画像の方が第一印象では魅力的に見えても、指定していない素材や植栽が追加されていることがあります。反対に、見た目はシンプルでも、プロンプトで指定した条件をより多く反映している場合もあります。


そのため、建築パースを比較するときは、「完成した画像の見た目」と「入力した条件への反映」の両方を確認してみましょう。


その他の建築パースでも比較してみよう

住宅以外の建築パースでは、どのような違いが出るのでしょうか。

ここからは、オフィスビル、カフェ、美術館でもChatGPTとNano Banana 2を比較してみます。先ほどと同様に、それぞれのAIにまったく同じプロンプトを入力し、生成された画像を比較します。


オフィスビルのプロンプト

都市部に建つモダンなオフィスビルの建築CGパースを作成してください。ガラスのカーテンウォールとライトグレーの外壁を基調とした5階建ての建物で、エントランスには木材をアクセントとして使用してください。建物の前には歩道と少量の植栽を配置してください。昼間の自然光で、建物全体がわかるアイレベルの斜め正面からの構図にしてください。リアルな建築ビジュアライゼーションとして表現してください。
ChatGPTで生成
ChatGPTで生成
Nano Banana 2で生成
Nano Banana 2で生成

カフェのプロンプト

街角に建つ小規模なカフェの外観を、リアルな建築CGパースとして作成してください。白い塗り壁と明るい天然木を組み合わせたナチュラルモダンなデザインで、正面には大きなガラス窓と木製の入口ドアを設けてください。入口付近には小さなテラス席と少量の植栽を配置してください。晴れた昼間の自然光で、店舗全体がわかるアイレベルの斜め正面からの構図にしてください。
ChatGPTで生成
ChatGPTで生成
Nano Banana 2で生成
Nano Banana 2で生成

美術館のプロンプト

現代美術館の外観を、リアルな建築CGパースとして作成してください。白いコンクリートとガラスを基調としたミニマルで現代的な建築で、大きな壁面と開放的なエントランスを設けてください。建物の前には広い石張りのアプローチと少量の植栽を配置してください。昼間の自然光で、建物全体がわかるアイレベルの斜め正面からの構図にしてください。
ChatGPTで生成
ChatGPTで生成
Nano Banana 2で生成
Nano Banana 2で生成

ここでは細かな勝敗をつけるのではなく、建物の形状、素材、窓や入口、外構、構図など、プロンプトで指定した条件がそれぞれの画像にどのように反映されたかを見比べてみてください。


生成結果は毎回同じになるとは限らない

ChatGPTとNano Banana 2のどちらも、同じプロンプトを入力すれば毎回まったく同じ画像が生成されるわけではありません。


そのため、ここで紹介する結果は「ChatGPTなら必ずこのデザインになる」「Nano Banana 2なら必ずこの結果になる」というものではなく、同じ条件で実際に生成した一例として比較します。



ChatGPTとNano Banana 2で同じ内装デザインを作って比較


建築パースに続いて、今度はChatGPTとNano Banana 2で同じ内装デザインを作成して比較してみましょう。


内装デザインでは、部屋の広さやレイアウトだけでなく、床や壁の素材、家具、配色、照明など、さまざまな要素を組み合わせて空間を表現します。


そこで今回は、初心者でも作りやすいナチュラルモダンなリビングをテーマにします。


建築パースと同様に、比較条件をそろえるため、ChatGPTとNano Banana 2の両方にまったく同じプロンプトを入力します。


今回使用するプロンプト

ナチュラルモダンなリビングの内装デザインを作成してください。白い壁と明るいオーク材のフローリングを基調とし、ベージュのファブリックソファ、木製のローテーブル、シンプルなテレビボードを配置してください。大きな窓から昼間の自然光が入る明るい空間にし、窓際には観葉植物を配置してください。ベージュ、白、明るい木材を中心とした落ち着いた配色で、室内全体がわかるアイレベルの斜めからの構図にしてください。リアルなインテリアビジュアライゼーションとして表現してください。

今回は、次の条件を指定しています。

  • テイスト:ナチュラルモダン

  • 壁:白

  • 床:明るいオーク材

  • ソファ:ベージュのファブリック

  • テーブル:木製

  • テレビボード:シンプルなデザイン

  • 植栽:窓際に観葉植物

  • 配色:ベージュ・白・明るい木材

  • 照明:昼間の自然光

  • 構図:アイレベルの斜めから室内全体を見せる

  • 表現:リアルなインテリアビジュアライゼーション

家具や素材、色、光、構図まで指定しているため、それぞれのAIがプロンプトをどのように解釈するのか比較しやすくなります。


ChatGPTで生成した内装デザイン

まずはChatGPTに、上記のプロンプトをそのまま入力します。


ChatGPTで生成した内装デザイン
ChatGPTで生成した内装デザイン

生成後は、空間全体の雰囲気だけでなく、指定した家具や素材が反映されているか確認します。

特に、明るいオーク材の床、ベージュのファブリックソファ、木製ローテーブル、テレビボード、窓際の観葉植物などを見てみましょう。


Nano Banana 2で生成した内装デザイン

次に、同じプロンプトをNano Banana 2に入力します。


Nano Banana 2で生成した内装デザイン
Nano Banana 2で生成した内装デザイン

こちらも同様に、家具の種類や配置、床や壁の素材、配色、自然光などを確認します。

同じ「ナチュラルモダン」という言葉を指定しても、それぞれがどのような空間として表現するのかにも注目してみましょう。


ChatGPTとNano Banana 2の内装デザインを比較

(左)ChatGPTで生成 (右)Nano Banana 2で生成
(左)ChatGPTで生成 (右)Nano Banana 2で生成

生成した2枚を並べて比較します。

内装の場合は、単純な写実性だけでなく、指定した家具や素材がどの程度反映されているかも重要です。

比較ポイント

確認する内容

空間デザイン

ナチュラルモダンとしてまとまっているか

床・壁

白い壁、明るいオーク材の床が反映されているか

家具

指定したソファ、テーブル、テレビボードが配置されているか

配色

ベージュ・白・明るい木材を中心に構成されているか

植栽

窓際に観葉植物が配置されているか

自然光

大きな窓から昼間の自然光が入っているか

構図

アイレベルの斜めから室内全体を確認できるか

指示への反映

プロンプトで指定した条件がどの程度反映されているか


「好み」と「プロンプトへの忠実さ」は分けて見る

内装デザインでは、生成された画像を見て「こちらの方がおしゃれ」「こちらの方が好き」と感じることもあるでしょう。


しかし、比較するときは、デザインの好みとプロンプトへの反映を分けて考えてみましょう。


たとえば、AIがプロンプトには書いていないラグや照明、アートなどを追加し、魅力的な空間に仕上げることがあります。


これはデザインとしては気に入るかもしれませんが、「指定した条件をどの程度そのまま表現できたか」という比較では別の評価になります。


反対に、見た目はシンプルでも、指定した家具、素材、配色などをきちんと反映している場合もあります。


そのため、

「完成したデザインとして好みか」

と、

「入力した条件をどの程度反映しているか」

の両方を確認すると、ChatGPTとNano Banana 2の違いを判断しやすくなります。


その他の内装デザインでもChatGPTとNano Banana 2を比較してみよう

画像生成AIは、建物の外観だけでなく、住宅や店舗、オフィスなどの内装イメージの作成にも利用できます。


そこで今度は、同じ方法で内装デザインを生成し、ChatGPTとNano Banana 2の違いを比較してみましょう。


リビングのプロンプト

ナチュラルモダンな住宅のリビングの内装デザインを作成してください。白い壁と明るいオーク材のフローリングを基調とし、ベージュのファブリックソファ、木製のローテーブル、シンプルなテレビボードを配置してください。大きな窓から昼間の自然光が入る明るい空間にし、窓際には観葉植物を配置してください。ベージュ、白、明るい木材を中心とした落ち着いた配色で、室内全体がわかるアイレベルの斜めからの構図にしてください。リアルなインテリアビジュアライゼーションとして表現してください。
ChatGPTで生成
ChatGPTで生成
Nano Banana 2で生成
Nano Banana 2で生成

オフィスのプロンプト

ナチュラルモダンなオフィスの内装デザインを作成してください。明るいグレーの床と白い壁を基調とし、明るい木製天板のワークデスクとブラックのオフィスチェアを配置してください。大きな窓から自然光が入り、観葉植物と木材をアクセントとして取り入れた明るく働きやすい空間にしてください。室内全体がわかるアイレベルの斜めからの構図で、リアルなインテリアビジュアライゼーションとして表現してください。
ChatGPTで生成
ChatGPTで生成
Nano Banana 2で生成
Nano Banana 2で生成

クリニックのプロンプト

清潔感のある歯科医院の受付・待合スペースの内装デザインを作成してください。白とライトグレーを基調とし、受付カウンターには明るい木材を使用してください。ベージュの待合チェア、観葉植物、シンプルな間接照明を配置し、明るく落ち着いた空間にしてください。昼間の自然光が入る室内全体を、アイレベルの斜めから見た構図にしてください。リアルなインテリアビジュアライゼーションとして表現してください。
ChatGPTで生成
ChatGPTで生成
Nano Banana 2で生成
Nano Banana 2で生成

カフェのプロンプト

ナチュラルモダンなカフェの内装デザインを作成してください。ライトブラウンの木製フローリングと白い壁を基調とし、明るい木製のテーブルとチェアを配置してください。ブラックのペンダントライト、観葉植物、ベージュのファブリックをアクセントとして取り入れてください。大きな窓から自然光が入る、明るく居心地のよい空間にしてください。店内全体がわかるアイレベルの斜めからの構図で、リアルなインテリアビジュアライゼーションとして表現してください。
ChatGPTで生成
ChatGPTで生成
Nano Banana 2で生成
Nano Banana 2で生成

建築パースと内装デザインを新しく生成したところで、次は少し条件を変えてみましょう。



ChatGPTとNano Banana 2で同じ建築パースを編集して比較


ここまでは、ChatGPTとNano Banana 2を使って、新しい建築パースと内装デザインをゼロから生成して比較しました。


次は、すでにある建築パースを編集した場合に、どのような違いが現れるのか比較してみましょう。


建築パースの編集では、「指定した場所を変更できたか」だけでなく、変更していない建物や窓、外構、カメラアングルなどをどの程度維持できたかも重要です。


今回はまったく同じ元画像をChatGPTとNano Banana 2に読み込ませ、同じプロンプトで外壁の素材を変更します。


今回使用する元画像

使用した元画像
使用した元画像

今回は、正面に白い外壁がある住宅の建築パースを使用します。

比較しやすくするため、建物の形状や構図には手を加えず、指定した外壁だけを天然木に変更するという条件にします。


今回使用するプロンプト

ChatGPTとNano Banana 2の両方に、次のプロンプトを入力します。


プロンプト

正面の白い外壁だけを、明るいナチュラルブラウンの天然木の縦張りに変更してください。建物の形状、窓やドアの位置・大きさ、屋根、床、植栽、周囲の景観は元画像のまま維持してください。カメラアングルと構図も変更しないでください。

今回のポイントは、「木材に変更してください」だけで終わらせず、変更する部分と維持する部分の両方を指定していることです。


これによって、それぞれのAIが既存画像をどのように編集するのかを比較します。


ChatGPTで建築パースを編集

まずは、元画像をChatGPTにアップロードして、同じプロンプトを入力します。


ChatGPTで生成した建築パース
ChatGPTで生成した建築パース

生成後は、指定した白い外壁が天然木に変更されたか確認します。

それと同時に、窓やドア、屋根、外構、植栽など、変更を指示していない部分にも違いが生じていないか元画像と比較します。


Nano Banana 2で建築パースを編集

次に、同じ元画像をNano Banana 2にアップロードし、まったく同じプロンプトを入力します。


Nano Banana 2で生成した建築パース
Nano Banana 2で生成した建築パース

こちらも、天然木の色や質感だけでなく、元画像の建物や周辺環境がどの程度維持されているかを確認します。


元画像と2つの編集結果を比較

3枚の画像がそろったら、


(左)元画像 (中央)ChatGPTで生成 (右)Nano Banana 2で生成
(左)元画像 (中央)ChatGPTで生成 (右)Nano Banana 2で生成

の順に並べて比較してみましょう。

新規生成とは異なり、画像編集では「完成した画像が魅力的か」だけでなく、元画像との差分を見ることがポイントです。

比較ポイント

確認する内容

編集箇所

指定した白い外壁が天然木に変更されたか

素材表現

明るいナチュラルブラウン・天然木・縦張りが反映されたか

建物形状

元画像の建物の形が維持されているか

窓・ドア

位置・大きさ・形状が変化していないか

屋根

元画像の形状や素材が維持されているか

外構・植栽

指示していない部分が変化していないか

背景

周囲の景観が維持されているか

カメラ・構図

元画像と同じ視点や構図が維持されているか

編集範囲

指定した部分以外に意図しない変更がないか


編集では「どれだけ変えられたか」だけでなく「どれだけ残せたか」を見る

新しい建築パースを生成する場合は、デザインや写実性、プロンプトへの反映などが主な比較ポイントになります。


一方、既存画像の編集では評価するポイントが少し変わります。


たとえば、外壁がきれいな天然木になっていても、同時に窓の大きさが変わったり、玄関の位置がずれたりしていれば、「外壁だけを変更する」という今回の目的からは外れてしまいます。


そのため、

変更を指示した部分が希望どおりになったか

だけでなく、

変更を指示していない部分が元画像のまま残っているか

も確認しましょう。


特に、外壁材や床材の比較、リフォーム前後のイメージなど、同じ建物を使ってBefore・Afterを見せたい場合には重要なポイントです。


さらに同じ追加指示を出してみる

最初の編集だけでなく、生成後の画像に追加の修正を行うと、対話しながら編集するときの違いも比較できます。


たとえば、生成された木材が少し濃かった場合は、両方に次のプロンプトを入力します。


追加プロンプト

外壁の木材を、もう少し明るいナチュラルブラウンにしてください。木材の色以外は変更しないでください。
ChatGPT(左)元画像→(右)追加修正後
ChatGPT(左)元画像→(右)追加修正後
Nano Banana 2(左)元画像→(右)追加修正後
Nano Banana 2(左)元画像→(右)追加修正後

ここでは、単に色が明るくなったかだけではなく、1回目の編集結果をどの程度維持したまま、追加で指定した部分だけを修正できたかを確認します。


このように、実際の建築パース制作では一度の指示だけで完成させるのではなく、生成結果を見ながら「もう少し明るく」「ここだけ変更」と追加の指示を出すことがあります。


新規生成だけでなく、こうした修正を重ねたときの使い勝手も、ChatGPTとNano Banana 2を選ぶ際の比較ポイントになります。



ChatGPTとNano Banana 2の画像編集機能を比較


前の章では、同じ建築パースに同じプロンプトを入力して編集結果を比較しました。

さらに、ChatGPTとNano Banana 2には、画像全体にプロンプトで指示するだけでなく、変更したい部分を指定して編集する機能があります。


「この壁だけ素材を変更したい」「この場所に植栽を追加したい」といった部分的な修正では、この編集機能を使うと変更箇所を伝えやすくなります。


ChatGPTは変更したい部分を選択して編集できる

ChatGPTでは、生成した画像やアップロードした画像を開き、変更したい部分を選択して編集できます。


OpenAI公式ヘルプでは、画像の一部分を選択ツールでハイライトし、その部分に加えたい変更をチャットで指示する方法が案内されています。選択ツールを使用せず、会話から直接編集を指示することもできます。


たとえば、建物の外壁部分を選択して、

プロンプト例

選択した外壁だけを、明るいナチュラルブラウンの天然木の縦張りに変更してください。その他の部分は変更しないでください。

と指示します。


文章だけでは「どの壁なのか」を説明しにくい場合に、画像上から変更する場所を指定できるのがポイントです。


ただし、OpenAIは選択範囲が必ずしも厳密ではなく、選択した領域の外まで編集が及ぶ場合があると案内しています。編集後は周囲も含めて確認しましょう。


Nano Banana 2は部分修正に対応

Nano Banana 2も、画像の特定部分を変更する「部分修正(Local edits)」に対応しています。


Geminiで生成した画像をそのまま編集できるほか、手持ちの画像をアップロードして編集することもできます。複数の画像をアップロードし、それらを参考に新しい画像を作成することにも対応しています。


たとえば建築パースと木材の参考画像を用意して、

プロンプト例

1枚目の建築パースの正面外壁だけを、2枚目の画像の木材の色と質感を参考に変更してください。建物の形状、窓、ドア、屋根、外構、カメラアングル、構図は変更しないでください。

といった編集もできます。


部分編集の違いを比較

比較項目

ChatGPT

Nano Banana 2

既存画像の編集

○

○

部分的な修正

○

○

変更箇所の指定

選択ツール+プロンプト

部分修正+プロンプト

会話だけで編集

○

○

アップロード画像の編集

○

○

複数の参考画像

画像をアップロードして指示可能

複数の参照画像に公式対応

このように、どちらも既存画像をもとに部分的な変更を加えられます。


建築パースでは、外壁や床の素材変更、窓やドアの修正、植栽の追加・削除など、「画像全体を作り直したくないけれど、ここだけ変えたい」場面で活用できます。


ただし、部分編集機能を使っても、指定した場所だけが必ず完全に独立して変更されるとは限りません。建物の形状や窓、外構など、残したい部分も確認しながら編集することが大切です。



ChatGPTとNano Banana 2は結局どっちがおすすめ?


ここまで、ChatGPTとNano Banana 2を使って、建築パースの生成、内装デザインの生成、既存画像の編集、部分的な修正などを比較してきました。


どちらも文章による指示から画像を生成でき、完成した画像を見ながら追加の修正を行うこともできます。ChatGPTは既存画像のアップロードや選択範囲を指定した編集に対応し、Nano Banana 2も既存画像の編集や部分修正、複数の参考画像を使った生成・編集に対応しています。


そのため、「建築パースなら必ずこちら」と決めるよりも、どのような方法で画像を作りたいのかから選ぶとわかりやすくなります。


ChatGPTがおすすめなのはこんな人

ChatGPTがおすすめなのはこんな人
ChatGPTがおすすめなのはこんな人

ChatGPTは、AIと会話しながら少しずつイメージを作っていきたい方に向いています。

最初から完成されたプロンプトを用意しなくても、

「モダンな2階建て住宅を作ってください」

↓

「玄関まわりに木材を増やしてください」

↓

「木材をもう少し明るくしてください」

といった形で、生成された画像を見ながら追加の指示を出して調整できます。


また、既存画像をアップロードして直接変更内容を伝えたり、画像の一部分を選択して編集したりすることもできます。OpenAI公式でも、選択ツールを使用した部分編集と、選択せずに会話から直接編集する2つの方法が案内されています。


そのため、「まず作ってみて、画像を見ながら会話形式で少しずつ完成に近づけたい」方には、ChatGPTが選択肢になります。


Nano Banana 2がおすすめなのはこんな人

Nano Banana 2がおすすめなのはこんな人
Nano Banana 2がおすすめなのはこんな人

Nano Banana 2も、プロンプトによる画像生成から既存画像の編集まで行えます。


特徴のひとつが、複数の参考画像を利用できることです。Google公式では、複数の画像をアップロードして、それらをもとに新しい画像を作成できると案内されています。


たとえば、

「この住宅の外壁を、この木材の写真のような質感にしたい」

という場合に、建築パースと木材の参考画像を使って指示できます。


また、Nano Banana 2には画像の特定部分を変更する「Local edits(部分修正)」があり、Googleは複雑な指示への追従や複数の参照画像への対応も主要機能として挙げています。

そのため、参考画像を使いながらデザインを検討したい方や、既存の建築パースをベースにさまざまな編集を試したい方には、Nano Banana 2が選択肢になります。


初心者は「どちらが高性能か」だけで選ばなくてもよい

画像生成AIを初めて使う場合、「結局どちらの画像生成性能が高いのか」が気になるかもしれません。


実際、Google DeepMindはNano Banana 2について、画像生成・画像編集のベンチマーク結果を公開しています。ただし、こうした評価は建築パースだけを対象としたものではありません。


建築・内装デザインで重要なのは、

「自分が作りたい画像を作りやすいか」

 「修正したいところを指示しやすいか」

 「生成結果が自分のイメージに近いか」

という実際の使い勝手です。


本記事で同じプロンプトを使って比較した画像も参考にしながら、自分が使いやすいと感じる方から試してみるとよいでしょう。


迷ったら両方で同じプロンプトを試してみる

どちらを使うか迷った場合は、この記事で行ったように、同じプロンプトをChatGPTとNano Banana 2の両方に入力してみる方法もあります。


たとえば、作りたい住宅や内装をひとつ決めて、まったく同じ文章で生成します。

2枚を並べれば、素材の表現、デザイン、構図、光の表現など、それぞれの違いを実際の画像から確認できます。


さらに、

「外壁だけ木材に変更する」

「床だけ白い大理石に変更する」

といった同じ修正を加えてみると、新規生成だけでなく編集するときの使い勝手も比較できます。


ChatGPTとNano Banana 2のどちらか一方に最初から決める必要はありません。まず両方を試し、作りたい建築・内装デザインや作業内容に応じて使い分ける方法もあります。



ChatGPTとNano Banana 2に関するよくある質問


最後に、ChatGPTとNano Banana 2を使って建築パースや内装デザインを作るときに、初心者が疑問に感じやすいポイントをまとめます。


Q. ChatGPTとNano Banana 2は無料でも使える?

A. どちらも、無料で画像生成を試すことができます。


ChatGPTでは無料プランでも画像生成が利用でき、既存画像をアップロードして編集することもできます。ただし、利用できる回数などにはプランごとの制限があります。


GeminiでもNano Banana 2による画像生成・編集が提供されています。利用できるモデルや機能、利用上限などは、Google AIプランの契約状況によって異なります。


まず試してみたい場合は無料で画像を生成し、利用頻度が増えてから有料プランを検討する方法もあります。


Q. 日本語のプロンプトでも建築パースを作れる?

A. はい。どちらも日本語で指示できます。


「モダンな2階建て住宅を作成してください」「床だけを明るい木目に変更してください」といった普段の言葉で画像を生成・編集できます。


最初から英語の長いプロンプトを用意する必要はありません。まず日本語で作りたい内容を伝え、生成結果を確認しながら条件を追加していく方法でも建築・内装デザインを作成できます。


Q. 建築の専門知識がなくても使える?

A. 建築の専門知識がなくても、建築や内装のイメージ画像を作成できます。


たとえば、「白い外壁と木材を組み合わせた住宅」「木とベージュを基調としたナチュラルなリビング」のような簡単な指示から始められます。


一方、素材名、建築様式、照明、カメラアングルなどを具体的に指定すると、より細かな条件を伝えられます。使いながら少しずつ建築・インテリアの用語をプロンプトに加えていくとよいでしょう。


Q. ChatGPTとNano Banana 2はCADやBIMの代わりになる?

A. ChatGPTとNano Banana 2は、建築や内装のイメージを視覚化する用途には活用できますが、CADやBIMのように正確な寸法や建築情報を扱う設計ツールとは役割が異なります。


生成された画像が見た目として自然でも、寸法、構造、設備、納まりなどが実際に成立しているとは限りません。


そのため、デザインのアイデア出しや完成イメージの検討などに活用し、正確な設計が必要な場合はCADやBIMなどの設計データで確認しましょう。


Q. 結局、初心者はどちらから使えばいい?

A. 初めての場合は、ここまで紹介したように同じ短いプロンプトを両方で試してみると違いがわかりやすくなります。


ChatGPTもNano Banana 2も、文章からの画像生成と既存画像の編集に対応しています。


ChatGPTでは会話による編集と選択ツールを使った部分編集ができ、Nano Banana 2では部分修正や複数の参照画像を使った画像生成・編集にも対応しています。


まず同じ住宅や内装を生成してみて、「プロンプトを入力しやすい」「修正しやすい」「生成されるデザインがイメージに近い」と感じる方から使い始めるとよいでしょう。



まとめ


ChatGPTとNano Banana 2は、どちらも日本語のプロンプトから建築パースや内装デザインを生成でき、完成した画像を見ながら追加の指示を出して修正することもできます。


そのため、「どちらの方が優れているか」だけで選ぶのではなく、自分がどのように建築・内装デザインを作りたいのかを基準に選ぶのがポイントです。


本記事では、ChatGPTとNano Banana 2に同じプロンプトを入力し、建築パースと内装デザインを生成して比較しました。さらに、同じ元画像を使った素材変更や追加修正、部分編集なども試し、それぞれの違いを確認しました。


新しい画像を作る場合は、完成した画像の見た目だけでなく、建物のデザインや素材、家具、配色、構図など、プロンプトで指定した条件がどの程度反映されているかも比較してみましょう。


既存の建築パースや内装画像を編集する場合は、さらに「変更したい部分を正しく変更できたか」「変更していない建物や家具、構図などをどの程度維持できたか」も重要な比較ポイントになります。


ChatGPTは、生成された画像を見ながら会話形式で追加の指示を出したり、画像の一部分を指定して修正したりできます。Nano Banana 2も、対話による画像生成・編集に加えて、部分修正や複数の参考画像を使った生成・編集に対応しています。

初めて使う場合は、最初からどちらか一方に決める必要はありません。本記事で紹介したように、同じプロンプトを両方に入力して、実際の生成結果を比較してみるのもひとつの方法です。


まずは「モダンな2階建て住宅」「ナチュラルなリビング」など、作ってみたいものを短い日本語で入力してみましょう。生成結果を見ながら「外壁を木材に変更する」「床を明るくする」などの修正も試すと、それぞれの使い方や違いがつかみやすくなります。


ChatGPTとNano Banana 2の特徴を比較しながら、建築パースや内装デザインを作る目的や、自分が操作しやすいと感じる方法に合わせて選んでみてください。


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