top of page
itoki-syoji.png
家具のバナー.png
okamura.png

【脱初心者!】ChatGPTで建築パースを編集する方法|既存画像の修正・素材変更・リフォームを実例で解説

  • 2025年6月29日
  • 読了時間: 20分

更新日:8月25日



AI画像生成の進化により、建築パース制作でも、専門的な3DCGソフトだけでなく、生成AIを活用してイメージを作成・編集する方法が身近になっています。


現在のChatGPTでは「ChatGPT Images 2.0」を使って、文章から新しい画像を生成したり、既存の画像をアップロードして編集したりできます。画像の一部分を選択して修正することもできるため、建築パースでも「外壁の素材を変更する」「家具や植栽を追加する」「時間帯を変更する」といった調整を、テキストで指示しながら行えます。


本記事では、ChatGPTで基本的な画像生成を試したことがある方に向けて、よりイメージに近い建築パースを作るためのプロンプトの組み立て方や、生成後の修正方法、うまくいかないときのコツ、注意点を実例付きで解説します。


「とりあえず1枚作る」段階から一歩進み、素材や構図、光、周囲の環境などを調整しながら、建築パースの完成度を高めたい方は参考にしてみてください。


CONTENTS




ChatGPTで建築パースを編集できる?


これまで建築パースの修正には、Photoshopなどの画像編集ソフトを使い、素材の切り抜きや合成、色調補正などを行う必要がありました。


現在では、ChatGPTの画像生成・編集機能を使って、既存の建築パースをもとに画像の一部を変更することもできます。


画像をアップロードして「床を木目に変更して」「外壁をコンクリート調にして」「窓の外を夕方に変更して」など、変更したい内容を文章で指示できるのが特徴です。OpenAI公式ヘルプでも、既存画像をアップロードして編集したり、特定の部分を選択して変更したりできることが案内されています。

一方、AIによる画像編集では、指定していない部分まで変化する場合があります。特に建築パースでは、建物の形状や窓の位置、家具の配置などが元画像から変わっていないか確認することが重要です。


そのため、ChatGPTはCADや3DCGソフトの代わりというより、既存パースの素材変更やデザイン検討、リフォーム案などを素早く可視化するツールとして活用するとよいでしょう。

この記事では、実際の建築パースを使いながら、編集方法や具体的なプロンプト例、元画像をなるべく維持するためのコツを初心者向けに解説します。



ChatGPT Imagesとは?|初心者向けに基本をおさらい


ChatGPTでは、文章による指示から新しい画像を作成したり、アップロードした既存画像を編集したりできます。


現在の画像生成・編集機能は「ChatGPT Images」として提供されており、新規画像の生成だけでなく、既存画像をもとに一部を変更できることが大きな特徴です。


たとえば建築パースをアップロードして、

  • 「床をダークブラウンの木目に変更する」

  • 「外壁を白からコンクリート調に変更する」

  • 「植栽を追加する」

  • 「晴れた昼間から雨や雪の景色に変更する」

といった内容を文章で指示できます。


OpenAI公式ヘルプでも、ChatGPT Imagesでは画像生成に加えて、既存画像をアップロードし、変更したい内容を文章で指定して編集できると案内されています。


DALL·E 3からChatGPT Imagesへ

以前のChatGPTでは、画像生成モデルとして「DALL·E 3」が使われていました。


DALL·E 3は2023年に登場し、自然な文章から画像を生成できるモデルとしてChatGPTに統合されました。しかし、その後OpenAIの画像生成技術はGPT Image系へ移行しています。


2026年現在、ChatGPTで画像を作成・編集する場合は、DALL·E 3ではなくChatGPT Imagesを利用するのが基本です。


また、OpenAIは2026年8月30日をもってChatGPT内の公式DALL·E GPTの提供を終了すると発表しています。そのため、これからChatGPTで建築パースの画像生成や編集を始める場合、DALL·E 3を個別に覚える必要はありません。


ChatGPT Imagesと他の画像生成AIの違い

画像生成AIには、ChatGPT以外にもMidjourneyやAdobe Fireflyなどがあります。それぞれ得意とする使い方が異なります。

ツール

主な特徴

既存画像の編集

料金の目安

ChatGPT Images

会話しながら画像を生成・編集できる

Freeあり/Plus 月額20ドル

Web・Discordで画像生成、参照画像やEditorも利用可能

月額10ドル〜

生成AIとAdobe製品との連携が特徴

Freeあり/Standard 月額1,580円(税込)〜

※料金・プラン内容は2026年8月時点。変更される場合があります。


Midjourneyは現在、Webサイト上から直接プロンプトを入力して画像を生成できるほか、Editorを使った部分編集や参照画像の利用にも対応しています。Basicは月額10ドル、Standardは30ドル、Proは60ドル、Megaは120ドルです。


Adobe Fireflyには無料プランがあり、有料版はStandardが月額1,580円(税込)、Proが3,180円(税込)など複数のプランが用意されています。画像生成だけでなく、生成塗りつぶしやAdobe製品との連携を利用できるのも特徴です。


一方、ChatGPT Imagesは、「画像をアップロードして、会話の中で変更内容を伝える」という操作ができるため、初めて生成AIを使う方でも建築パースの修正内容を指示しやすいのが特徴です。


ChatGPT Imagesは無料でも使える?

ChatGPT Imagesは、2026年現在、無料プランを含むすべてのChatGPTプランで利用できます。


無料プランでも画像生成を試せますが、画像生成には個別の利用上限があります。有料のChatGPT Plusは月額20ドルで、無料版よりも高い利用上限が設定されています。


そのため、まずは無料版で画像生成・編集を試し、建築パースを繰り返し作成・修正する場合はPlusを検討するという使い方もできます。


生成した画像は商用利用できる?

OpenAIの利用規約では、ユーザーが入力したコンテンツの権利を保持し、法律で認められる範囲で生成された出力についてもユーザーに権利が帰属すると定められています。


ただし、AIが生成した画像だからといって、第三者の著作権・商標権・肖像権などを気にせず利用できるわけではありません。


特に既存画像をChatGPTへアップロードして編集する場合は、その画像をアップロード・利用するために必要な権利や許可を持っていることが前提になります。


建築パースを実務で利用する場合も、生成結果をそのまま採用するのではなく、元画像との違いや権利関係を確認したうえで使用しましょう。



ChatGPTで画像生成するときにモデル選択は必要?


以前のChatGPTでは、画像生成にDALL·E 3が使われていましたが、現在は新しい画像生成機能「ChatGPT Images」へ移行しています。


2026年8月現在はChatGPT Images 2.0が提供されており、新しい画像を生成するだけでなく、既存画像をアップロードして編集することもできます。OpenAIによると、ChatGPT Imagesはモデルを問わず動作するため、画像を生成・編集するために特定のモデルを選択する必要はありません。


そのため、建築パースを編集する場合も、「画像生成用のモデルはどれ?」と迷う必要はありません。ChatGPTに画像をアップロードし、「床を木目に変更して」「外壁を白に変更して」など、変更したい内容をそのまま文章で指示できます。


また、現在のChatGPT Images 2.0はFreeを含むすべてのプランで利用できます。Plus、Pro、Businessでは「思考機能付きの画像生成」にも対応しています。

項目

内容

現在の画像生成機能

ChatGPT Images 2.0

特定モデルの選択

基本的に不要

新規画像の生成

既存画像の編集

Free

ChatGPT Images 2.0を利用可能

Plus

ChatGPT Images 2.0+思考機能付き画像生成

Pro

ChatGPT Images 2.0+思考機能付き画像生成

※2026年8月時点。機能や利用上限はプランによって異なります。


ChatGPT Imagesでは、画像全体への指示だけでなく、選択ツールで変更したい部分を指定して編集することもできます。ただし、選択範囲外まで編集の影響が及ぶ場合があるため、建築パースでは変更後に建物の形状や窓、家具などが意図せず変化していないか確認することが重要です。


なお、DALL·E 3を利用できる公式DALL·E GPTは2026年8月30日に提供終了予定です。これから建築パースの生成・編集を始める場合は、DALL·E 3ではなくChatGPT Imagesを基準に考えるとよいでしょう。



ChatGPTの画像生成・編集は無料?料金プランを比較


ChatGPTの画像生成・編集機能は、無料プランでも利用できます。まず試してみたい場合は無料版から始められますが、画像を何度も生成・修正する場合は、利用できる画像生成量が増える有料プランも選択できます。


2026年8月現在、日本向けには個人ユーザー向けの「Go」「Plus」「Pro」などが用意されています。建築パースの画像生成・編集を目的に利用する場合は、それぞれの画像生成機能と利用量の違いを確認して選ぶとよいでしょう。

プラン

月額料金

画像生成

主な特徴

Free

0円

利用可能(制限あり)

まず画像生成・編集を試したい方向け

Go

1,400円(税込)

Freeより利用量が増加

画像生成をもう少し利用したい方向け

Plus

3,000円(税込)

Goより充実

高度なモデル、Thinkingによる高度な画像生成などを利用可能

Business

3,050円/ユーザー(税込・年額請求)

利用可能

2ユーザー以上の企業・チーム向け。管理・連携機能が充実

Pro

16,800円(税込)

高速・無制限※

Plusの5倍の利用量、最先端モデルなどを利用可能

※料金・プラン内容は2026年8月23日時点。Proの「無制限」には不正利用防止のための制限があります。Businessは2ユーザー以上、年額請求の場合の1ユーザーあたり月額料金です。


建築パースの画像編集を初めて試す場合は、まずFreeで操作感を確認できます。画像生成の利用量を増やしたい場合はGo、画像生成だけでなく高度なモデルやThinkingによる画像生成なども活用したい場合はPlusが選択肢になります。


特に建築パースでは、一度生成して終わりではなく、「床だけ変更する」「元の建物を維持したまま植栽を追加する」「時間帯を変更する」といった修正を何度か繰り返すことがあります。そのため、画像を継続的に生成・編集する場合は、利用できる機能と生成量を確認してプランを選ぶとよいでしょう。


なお、Proは高速かつ無制限の画像作成など、より多く利用するユーザー向けのプランです。Businessはチーム・企業向けの機能を備えているため、個人で建築パース制作に利用する場合は、まずFree・Go・Plusを比較検討することをおすすめします。



【実例付き】ChatGPTで建築パースを編集するプロンプトの基本ルール


ChatGPT Imagesでは、既存の建築パースをアップロードし、「床を木目に変更して」「植栽を追加して」など、変更したい内容を文章で指示できます。


プロンプトと聞くと難しく感じるかもしれませんが、特別なコマンドや専門的な書き方を覚える必要はありません。OpenAI公式でも、画像生成のプロンプトは長くする必要はなく、何を変更したいのかを具体的かつ明確に伝えることがポイントとして紹介されています。


建築パースを編集する場合は、特に次の3点を意識すると指示を整理しやすくなります。

要素

指示する内容

変更する部分

どこを編集するか

床、壁、外壁、家具、植栽

変更後の状態

どのように変更するか

ダークブラウンの木目、白いタイル

維持する部分

変えたくないもの

建物の形状、窓、家具、構図

たとえば以下の画像の床だけを変更したい場合は、「床を木目にして」だけではなく、次のように指定します。


大理石の床を木目調に変更したい
大理石の床を木目調に変更したい

プロンプト例

床をダークブラウンの木目調に変更してください。壁、天井、家具、照明、窓、植栽の形状・色・配置は元画像のまま維持してください。カメラアングルと構図も変更しないでください。
大理石の床がダークブラウンの木目調に変わった
大理石の床がダークブラウンの木目調に変わった

「変更する部分」と「変更しない部分」の両方を書くことで、どこを編集したいのかをChatGPTに明確に伝えられます。OpenAIも、既存画像を編集するときは、変更するものと、そのまま維持するものを明示する方法を推奨しています。


STEP1|編集したい建築パースをアップロードする

まず、ChatGPTを開き、編集したい建築パース画像をアップロードします。

ChatGPT Imagesでは、新しく画像を生成するだけでなく、手持ちの画像をアップロードして編集することもできます。

画像をアップロードしたら、チャット欄に変更したい内容を入力します。


STEP2|変更したい部分を具体的に指示する

次に、「どこを」「どのように」変更したいのかを指定します。

たとえば、住宅の白い外壁の一部を木材に変更する場合は、

正面の白い外壁を、明るいブラウンの天然木の縦張りに変更してください。

と入力します。

「おしゃれにして」「高級感を出して」といった抽象的な表現だけではなく、素材・色・場所などを具体的に指定するのがポイントです。


STEP3|変えたくない部分も指定する

建築パースの編集では、変更したい部分だけでなく、元のまま残したい部分を伝えることも重要です。


たとえば外壁だけを変更するなら、

建物の形状、窓やドアの位置・大きさ、屋根、床、植栽、周囲の景観は元画像のまま維持してください。カメラアングルと構図も変更しないでください。

と追加します。


また、ChatGPTで生成した画像を編集する場合は、変更したい部分にコメントを付けて修正箇所を指定する方法も便利です。変更したくない部分も伝えやすいので、以下の方法も試してみてください。


外壁部分を指定し、コメントに次のように入力します。

正面の白い外壁を、明るいブラウンの天然木の縦張りに変更してください。

さらに、変更したくない部分を追記します。

建物の形状、窓やドアの位置・大きさ、屋根、床、植栽、周囲の景観は元画像のまま維持してください。カメラアングルと構図も変更しないでください。

明るいブラウンの天然木の縦張りに変更した画像が生成されました。

明るいブラウンの天然木の縦張りに変更した画像
明るいブラウンの天然木の縦張りに変更した画像

建築パースでは、窓の位置や建物の形状、家具の配置などが変わると、元のデザインとは異なるものになってしまいます。変更する対象を限定して指示すると、編集の目的も明確になります。


STEP4|生成された画像を確認する

画像が生成されたら、変更した外壁だけでなく、元画像から変わってほしくなかった部分も確認します。


たとえば外壁の素材を変更した場合は、次のようなポイントをチェックします。

  • 指定した外壁が木材に変更されているか

  • 建物自体の形状が変わっていないか

  • 窓やドアの位置・大きさが変わっていないか

  • 植栽や周囲の景観が追加・削除されていないか

  • カメラアングルや構図が変わっていないか

ChatGPT Imagesは既存画像の編集に対応していますが、元画像を完全に固定できるわけではありません。そのため、変更箇所以外にも違いが生じていないか、画像全体を確認しましょう。


(左)外壁変更前→(右)変更後
(左)外壁変更前→(右)変更後

STEP5|気になる部分だけ追加で修正する

一度のプロンプトですべてを完成させる必要はありません。

たとえば、変更した木材の色が少し濃かった場合は、

正面外壁の木材を、もう少し明るいナチュラルブラウンにしてください。その他の部分は変更しないでください。

と追加で指示できます。

明るいナチュラルブラウンの外壁に変更した
明るいナチュラルブラウンの外壁に変更した

最初から複数箇所をまとめて変更するのではなく、

外壁の素材を変更 → 色味を調整 → 植栽を追加 → 全体の明るさを調整

というように作業を分けると、それぞれの変更結果を確認しながら進められます。

(左)外壁変更前→(右)変更後
(左)外壁変更前→(右)変更後


ChatGPTで建築パースを編集する際の注意点


ChatGPT Imagesを使うと、建築パースの素材変更や天候変更、家具・植栽の追加などを文章で指示できます。


一方で、建築パースは一般的な写真編集とは異なり、建物の形状や窓の位置、寸法感、カメラアングルなどを維持することが重要です。


AI画像編集を建築用途で使う際に、特に確認しておきたいポイントをまとめます。

注意点

確認するポイント

寸法・構造

CADやBIMのような設計精度は保証されない

元画像の維持

指定していない部分まで変わる場合がある

プロンプト

変更箇所と維持する箇所を具体的に書く

編集方法

大きな変更を一度に行わず、段階的に修正する

権利

アップロードする画像の利用権限を確認する

① CADやBIMの代わりにはならない

ChatGPT Imagesで生成・編集されるのは、基本的に視覚的な画像です。


そのため、「壁幅5m」「天井高3m」などの数値をプロンプトに入力しても、その寸法が設計図として正確に反映されることを保証するものではありません。


海外の建築メディアArchDailyでも、AIによる画像生成は素早くデザイン案を可視化できる一方、画像だけから生成すると、スケールや空間的なロジック、施工可能性から離れた表現になる可能性が指摘されています。


また、建築AIに関する研究でも、異なる視点から生成した建築画像の形状や構造を一貫させる「multi-view consistency」が課題として扱われています。


そのため、ChatGPT ImagesはCADやBIMの代替ではなく、素材の比較、リフォーム案、雰囲気の検討などを視覚化するツールとして考えるとよいでしょう。


② 変更したくない部分まで変わることがある

既存の建築パースを編集するときに特に注意したいのが、指定していない部分まで変化する可能性があることです。


OpenAIはChatGPT Imagesについて、構図や重要なディテールを維持しながら編集する性能を強化しています。一方、公式ヘルプでは、選択ツールで範囲を指定した場合でも、編集が選択範囲の外側まで及ぶことがあると案内しています。


たとえば外壁だけを変更した場合でも、

  • 窓やドアの位置

  • 建物の輪郭

  • 屋根の形

  • 家具や植栽

  • カメラアングル

などが変化していないか確認しましょう。


③ 「変更する部分」と「残す部分」を両方指定する

プロンプトでは、変更内容だけを書くより、変更してほしくない部分も明示すると指示が伝わりやすくなります。

OpenAI公式の画像生成ガイドでも、既存画像を編集するときは「何を変更するか」と「何をそのまま残すか」を具体的に伝える方法が推奨されています。


たとえば、

変更内容

正面の白い外壁を、明るいブラウンの天然木の縦張りに変更してください。

だけではなく、

建物の形状、窓やドアの位置・大きさ、屋根、植栽、周囲の景観は元画像のまま維持してください。カメラアングルと構図も変更しないでください。

といった条件を追加します。


「オシャレにして」のような表現が使えないわけではありませんが、建築パースでは、素材・色・変更箇所などを具体的に指定した方が結果をコントロールしやすくなります。 OpenAIも、抽象的な表現より具体的な光・素材・構図などを指定する方法を推奨しています。


④ 一度にすべて変更せず、少しずつ編集する

外壁、床、植栽、天候、照明などを一度のプロンプトですべて変更すると、どの指示によって画像が変化したのか確認しにくくなります。


OpenAI公式ガイドでは、まず基本となる結果を作成し、その後一つずつ小さな変更を加える方法が推奨されています。


建築パースでも、

外壁を変更 → 色味を調整 → 植栽を追加 → 天候を変更 → 最後に全体を確認

というように段階を分けると、元画像との差を確認しながら進めやすくなります。


⑤ アップロードする画像の権利を確認する

既存の建築パースや写真をChatGPTにアップロードして編集する場合は、その画像を利用するために必要な権利や許可を持っていることが前提です。


OpenAIの利用規約では、ユーザーは入力するコンテンツについて必要な権利・ライセンス・許諾を有していることを保証する必要があります。


また、生成されたアウトプットについては、OpenAIとユーザーとの関係では、適用法令で認められる範囲でユーザーが所有するとされています。これはChatGPT Plusだけに限定された条件ではありません。 



よくある失敗プロンプト例と改善方法


初心者がChatGPTで建築パースを作成・編集する際、最も多いのが「思った通りの画像が出ない」問題です。その原因の多くは「プロンプトの曖昧さ」にあります。


ここでは、実際の失敗例 → 改善プロンプト例を並べて解説します。


【失敗例①】「おしゃれな家の外観」

左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)
左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)

NGプロンプト

おしゃれな家の外観

「おしゃれ」という表現は非常に曖昧で、人によってイメージが異なります。そのため、「おしゃれ」だけでは、希望するデザインの方向性や素材、色などが具体的に伝わらないため、期待するイメージから外れることがあります。建物の形状や素材、色使いなども指定がないため、仕上がりが安定しません。


改善プロンプト例

modern 2-story house, flat roof, large glass windows, white concrete walls, wood panel facade, minimalist design, photorealistic, sunny day, front view

【失敗例②】「リビングルームの画像」

左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)
左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)

NGプロンプト

リビングルームの画像

このプロンプトでは、部屋の広さや光の入り方、どんな家具が置かれているのか、どんなスタイルのインテリアなのかが一切指定されていません。そのため、部屋の雰囲気を決める情報が少ないため、意図とは異なるイメージが生成されることがあります。特に建築パースでは空間の広がりや家具の配置が重要なので、詳細な要素をしっかり指定する必要があります。


改善プロンプト例

spacious modern living room, wooden flooring, large windows with natural sunlight, white sofa, indoor plants, Scandinavian interior design, photorealistic

【失敗例③】「マンションのパース」

左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)
左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)

NGプロンプト

マンションのパース

「マンションのパース」だけでは、マンションが低層なのか高層なのか、何階建てなのかが全く指定されていません。また、建物の外壁の素材やバルコニーの有無、全体のデザインスタイルも曖昧なままです。そのため、生成される建物のデザインや規模が、期待していたイメージとは大きく異なる可能性があります。建築パースでは高さや構造、素材などをできるだけ具体的に指示することが重要です。


改善プロンプト例

high-rise apartment building, 15 stories, glass balcony, white concrete facade, modern design, cityscape background, blue sky, photorealistic

【失敗例④】「商業施設のスケッチ」

左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)
左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)

NGプロンプト

商業施設のスケッチ

商業施設の具体的な種類(ショッピングモールなのか、オフィスビルなのか等)が分からず、外観の形や描き方のスタイルも指定されていません。また、「スケッチ」とだけ伝えても、手描き風なのか、どの角度から描くのかなどが不明なため、AIは方向性を決めきれず曖昧な出力になりやすいです。スケッチ風のパースを作る場合でも、建物の種類・視点・描画スタイルをできるだけ具体的に指定することがポイントです。


改善プロンプト例

architectural sketch of shopping mall facade, hand-drawn style, minimal lines, black and white, perspective view, simple clean design

【失敗例⑤】「夕景の建築パース」

左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)
左:NGプロンプト例(曖昧な指示の場合) 右:改善プロンプト例(具体的に指示した場合)

NGプロンプト

夕景の建築パース

このプロンプトでは、建物の種類や形状、どのアングルから描くのかが指定されていません。また、「夕景」という情報だけでは光の方向や色温度などの条件も曖昧で、AIが意図した雰囲気を再現しにくくなります。時間帯を指定するだけでなく、建物の特徴や光の表現、植栽や周囲の景観まで具体的に指示することで、理想に近い画像が得られやすくなります。


改善プロンプト例

modern villa, front view, sunset sky, soft orange lighting, reflective windows, landscaped garden with small trees, photorealistic rendering


よくある質問(FAQ)


ChatGPTで建築パースを生成・編集する際に、初心者の方が気になりやすい疑問をまとめました。


Q1. ChatGPTで作成した建築パースは商用利用できますか?

OpenAIの利用規約では、OpenAIとユーザーとの関係において、適用法で認められる範囲で、生成された画像(アウトプット)はユーザーが所有すると定められています。ただし、第三者の著作権・商標権・肖像権などを侵害しないよう注意が必要です。

  • 第三者の著作権・商標権・肖像権などに注意する

  • 既存画像をアップロードする場合は、必要な権利や許可を確認する

  • OpenAIの利用規約・ポリシーに従って利用する


商用プロジェクトに使う場合も、必ず利用規約を最新のものに確認しておきましょう。


Q2. 図面データから自動で建築パースは作れますか?

2026年8月現在、ChatGPT Imagesは既存画像のアップロードや画像編集に対応していますが、CADデータをもとに寸法や構造を正確に反映した建築パースを自動作成する専用CAD・BIMツールではありません。図面に基づく正確な建築パース制作には、CAD・BIM・3DCGソフトなどを用途に応じて使用します。


Q3. 無料プランでも画像生成・編集はできますか?

はい。2026年8月現在、ChatGPT Images 2.0は無料プランを含むすべてのプランで利用できます。ただし、無料プランでは画像生成やファイル・画像アップロードなどに個別の利用上限があります。より多く画像を生成・編集したい場合は、有料プランを検討するとよいでしょう。


Q4. ChatGPTは日本語でもプロンプト入力できますか?

はい。日本語でそのまま指示できます。特別なコマンドを覚える必要はなく、「どこを」「どのように変更するか」「何を維持するか」を具体的に伝えるとよいでしょう。


Q5. 人物入りの建築パースも作成できますか?

ChatGPTでも人物を含む建築パースを生成できます。ただし、人物の表情やポーズ、建築空間との位置関係などが意図した通りになっているか、生成後に確認しましょう。必要に応じてChatGPTで再編集したり、Photoshopなどで調整したりすることもできます。



まとめ


ChatGPT Imagesを活用すると、専門的な3DCGソフトの操作スキルがなくても、自然な文章で指示しながら建築パースを生成・編集できます。


特に既存の建築パースを使った、以下のような編集に活用できます。

  • 外壁や内装の色・素材を変更する

  • 家具や植栽などを追加・変更する

  • 天候や時間帯を変更する

  • リフォーム後のイメージを作成する

  • 複数のデザイン案を作成して比較する

建築パースを編集するときは、「どこを変更するか」「どのように変更するか」「どこを変更しないか」を具体的に伝えることがポイントです。一度にすべてを変更するのではなく、変更箇所を分けて少しずつ調整すると、結果を確認しながら作業を進められます。


ただし、ChatGPT ImagesはCADやBIMのように寸法や構造の正確性を保証するものではありません。また、画像編集では指定していない部分まで変化する場合があるため、生成後は建物の形状や窓、家具、構図なども確認しましょう。


まずは手元にある建築パースをアップロードして、素材や色の変更など、シンプルな編集から試してみてください。



【求人】ユニティは

​仲間を探しています!

ユニティバナー 縦400_800.png

デザイナーに役立つインテリア・建材メーカー

bottom of page