Nano Banana 2で内装デザインを作る方法|初心者向けに手順を解説
更新日:9月26日

「部屋の雰囲気を変えてみたいけれど、完成後のイメージがわかない」
「家具や床、壁の色を変えたらどのような空間になるのか見てみたい」
と感じることはないでしょうか。
Googleの画像生成AI「Nano Banana 2」を使えば、作りたい空間のイメージを文章で伝えることで、内装デザインの画像を生成できます。
たとえば、「木を基調としたナチュラルなリビング」「コンクリートと黒を組み合わせたモダンなカフェ」のように、用途やデザインテイストを指定するだけでも作成できます。さらに、床や壁の素材、家具、配色、照明などを追加したり、生成した画像を見ながら条件を変更したりすることも可能です。
本記事では、Nano Banana 2を初めて使う方に向けて、内装デザインを作成する基本的な手順を実際の作例とともに解説します。すぐに試せるプロンプト例や、イメージに近づけるための指示の出し方、うまく生成できない場合の改善方法も紹介します。
リビングなどの住宅だけでなく、カフェやオフィス、ホテルなどの作例も紹介するので、実際にNano Banana 2を使いながら内装デザインを作ってみましょう。
CONTENTS
Nano Banana 2で内装デザインを作る前に知っておきたい基礎知識

Nano Banana 2で内装デザインを作り始める前に、まずは画像生成に必要な基本情報を確認しておきましょう。
Nano Banana 2は、Googleの画像生成・編集AIモデルです。正式なモデル名は「Gemini 3.1 Flash Image」で、Geminiアプリから利用できます。
無料でも画像生成を試せるため、「まずは内装デザインを作ってみたい」という方は、無料版から始めることも可能です。
すでにGeminiを利用していてNano Banana 2による画像生成の基本的な使い方がわかる方は、この章を飛ばして「Nano Banana 2で内装デザインは作れる?」または「Nano Banana 2で内装デザインを作る方法」から読み進めていただいて構いません。
Nano Banana 2はGeminiから利用できる
Nano Banana 2を使うために、専用の画像生成ソフトをインストールする必要はありません。
GoogleのGeminiから画像生成を行うことで利用できます。
Nano Banana 2は「Gemini 3.1 Flash Image」というモデル名で提供されており、従来のNano Bananaよりも、指示への追従や画像編集、被写体の一貫性などが強化されています。
内装デザインでも、家具や素材、照明など複数の条件を含めたプロンプトを入力したり、生成後に追加の指示を出して調整したりできます。
Nano Banana 2とは?
Nano Banana 2は、Googleが提供する画像生成・編集AIモデルです。

文章による指示から新しい画像を生成できるほか、既存の画像をもとに編集することもできます。
内装デザインでは、「明るい木材を使ったナチュラルなリビング」「コンクリートと黒を基調としたモダンなカフェ」のように、作りたい空間を文章で指定できます。
さらに、床や壁の素材、家具、配色、照明、観葉植物などの条件を追加したり、生成した画像をもとに変更を加えたりすることもできます。
Nano Banana 2は無料でも使える?
Nano Banana 2は、Google AIの有料プランを契約していない場合でもGeminiから利用できます。ただし、無料版と有料プランでは、Geminiを利用できる量などに違いがあります。
また、Geminiアプリでは無料ユーザーは1K、有料ユーザーは2Kで画像をダウンロードできるとGoogleから案内されています。
「まず内装デザインを作ってみたい」という場合は無料版から試し、画像を何度も生成・調整したい場合は、利用頻度に応じて有料プランを検討するとよいでしょう。
Geminiの料金プラン
Geminiには無料で利用できるサービスのほか、Google AI Plus、Google AI Pro、Google AI Ultraなどの有料プランがあります。
2026年8月時点で、日本向けに表示されている主な料金は次のとおりです。
プラン | 月額料金 | ストレージ | Geminiの利用枠 | こんな方におすすめ |
無料版 | 0円 | 15GB | 標準 | まずNano Banana 2を試したい方 |
Google AI Plus | 725円 | 400GB | 無料版の2倍 | 低価格でGeminiの利用量を増やしたい方 |
Google AI Pro | 2,900円 | 5TB | 無料版の4倍 | 内装デザインを頻繁に生成・調整したい方 |
Google AI Ultra 5x | 14,500円 | 20TB | Proの5倍 | AIを大量に利用したい方 |
Google AI Ultra 20x | 32,000円 | 30TB | Proの20倍 | 最大クラスの利用枠が必要な方 |
※料金や利用できる機能、利用上限などは変更される場合があります。契約前にGoogle One公式サイトで最新情報を確認してください。
内装デザインを作るならどのプランを選べばいい?
初めてNano Banana 2で内装デザインを作る場合は、まず無料版から画像生成を試すことができます。
何度も内装デザインを作成したい場合や、複数のデザイン案を比較したい場合は、利用上限の大きいGoogle AI PlusやGoogle AI Proなどの有料プランを検討するとよいでしょう。
まずは無料版でNano Banana 2による内装デザインを試し、実際の利用頻度に応じてプランを選ぶとよいでしょう。
Nano Banana 2はこんな人におすすめ
Geminiは、画像生成AIを初めて使う方や、文章で指示しながら建築・内装のイメージを作りたい方に使いやすいサービスです。

特に、既存の建築パースを編集したい方、素材やデザインなどの参考画像を使いたい方、複数の画像を組み合わせながらデザインを検討したい方に適しています。
無料でもNano Banana 2による画像生成を試せるため、「まず画像生成AIを使って建築パースを作成・編集してみたい」という初心者にも取り入れやすいでしょう。
本記事では、このあと実際にNano Banana 2を使いながら内装デザインの作成方法を紹介します。
Nano Banana 2で内装デザインを作る方法

Nano Banana 2で内装デザインを作る基本的な流れは、作りたい空間のイメージをプロンプトで入力し、生成された画像を確認しながら調整していくというシンプルなものです。
最初から家具や素材、照明などを細かく指定する必要はありません。まずは「どのような部屋を作りたいのか」を伝えて画像を生成し、そこから必要な条件を追加していきましょう。
ここでは、実際にリビングの内装デザインを作りながら、基本的な手順を紹介します。

STEP1:作りたい内装のイメージを決める
まずは、どのような空間を作りたいのかを簡単に決めます。
この段階では、インテリアの専門用語まで考える必要はありません。次のような項目をいくつか決めておくと、Nano Banana 2にイメージを伝えやすくなります。
項目 | 指定例 |
空間の用途 | リビング、ダイニング、寝室、オフィス、店舗など |
デザインテイスト | モダン、ナチュラル、北欧風、和モダンなど |
配色 | 白を基調、ベージュ系、モノトーンなど |
床や壁の素材 | フローリング、タイル、コンクリート、塗り壁など |
家具 | ソファ、テーブル、チェア、収納など |
照明 | ペンダントライト、間接照明、自然光など |
今回は例として、「木の素材感を生かした、明るくナチュラルでモダンなリビング」を作成します。
STEP2:Geminiで「画像」を選択する
パソコンでGeminiを開き、画面左上から「画像」を選択します。

Nano Banana 2では、用意されているテンプレートを利用する方法と、自分でプロンプトを入力する方法があります。
今回は内装デザインを細かく指定するため、自分でプロンプトを入力して画像を生成します。
STEP3:内装デザインのプロンプトを入力する
作りたい内装のイメージが決まったら、プロンプトを入力します。
まずは、次のようなプロンプトから試してみましょう。
プロンプト例
木の素材感を生かした、明るくナチュラルでモダンなリビングの内装デザインを作成してください。床は明るい木目のフローリング、壁は白を基調とし、ベージュのソファと木製のローテーブルを配置してください。大きな窓から昼間の自然光が入る、開放的な空間にしてください。プロンプトを送信すると、指定した内容をもとにNano Banana 2が画像を生成します。




STEP4:生成された内装デザインを確認する
画像が生成されたら、まず全体を確認します。
「希望したデザインテイストになっているか」「床や壁の素材はイメージに近いか」「家具や照明は空間に合っているか」などをチェックしてみましょう。
一度の生成で理想の内装にならなくても、最初からすべて作り直す必要はありません。
Nano Banana 2では、生成した画像に対して追加のプロンプトを入力して編集できます。
STEP5:追加のプロンプトで内装を調整する
生成した画像を修正したい場合は、左側の「ライブラリ」から編集したい画像を開き、画像下部の「チャット」をクリックします。

または、手持ちのデータを使用して編集することも可能です。「ファイルをアップロード」をクリックし、パソコンに保存されている画像を選択します。


テキストボックスに変更したい内容を入力して送信すると、生成済みの画像をもとに編集できます。
たとえば、「ソファをもう少し落ち着いた色にしたい」と思った場合は、次のように入力します。
追加プロンプト例
ソファをライトグレーに変更してください。床、壁、テーブル、照明、窓、その他の家具のデザインや配置は変更しないでください。

ほかにも、
「床を少し濃いブラウンの木目にしてください」
「壁の一面だけをライトグレーにしてください」
「窓際に観葉植物を追加してください」
「ペンダントライトを間接照明に変更してください」
など、変更したい内容を文章で伝えられます。
STEP6:変更する部分と残す部分を具体的に伝える
内装画像を編集するときは、「何を変更するのか」だけでなく、「何を変更しないのか」も一緒に伝えるのがポイントです。
たとえば床だけを変更したい場合は、次のように指定します。
追加プロンプト例
床だけを明るいナチュラルブラウンのオーク材のフローリングに変更してください。壁、天井、窓、ソファ、テーブル、その他の家具、照明、植栽の形状・色・配置は変更しないでください。カメラアングルと構図も維持してください。「床を木目にしてください」だけでなく、変更する場所、素材、色、維持したい部分まで具体的に指定すると、編集の意図を伝えやすくなります。

一度に多くの部分を変更するよりも、「床を変更する」「ソファを変更する」「照明を変更する」というように、生成結果を確認しながら順番に調整していく方法もおすすめです。
STEP7:完成した内装デザインを確認する
必要な調整が終わったら、床や壁の素材、家具、照明、窓、植栽などを確認します。
これで、Nano Banana 2を使った基本的な内装デザインの作成は完了です。

Nano Banana 2では、新しい内装イメージをゼロから生成するだけでなく、生成した画像をもとに家具や素材、配色、照明などを変更できます。
最初からすべての条件を詰め込むのではなく、まず大まかな空間を生成し、結果を確認しながら必要な部分を少しずつ調整していくと、初心者でも内装デザインを作りやすくなります。
Nano Banana 2で作れる内装デザインの作例

基本的な操作方法がわかったところで、ここからはNano Banana 2を使ってどのような内装デザインを作成できるのか、具体的な作例を見ていきましょう。
内装デザインというとリビングや寝室などの住宅をイメージしやすいですが、空間の用途を変えることで、カフェやオフィス、ホテル、美術館などさまざまな内装イメージを作成できます。
また、同じ空間でもデザインテイストや素材、配色、家具、照明などを変えることで、異なる雰囲気を試すことも可能です。
ここでは、初心者でも試しやすいプロンプトとともに8つの作例を紹介します。
作例1:ナチュラルモダンなリビング
まずは、住宅の中でもイメージしやすいリビングを作成してみましょう。
内装のテイストだけでなく、床や壁、家具などを指定すると、作りたい空間を具体的に伝えられます。
プロンプト例
明るく開放的なリビングの内装デザインを作成してください。ナチュラルモダンなテイストで、床は明るいオーク材のフローリング、壁は白を基調としてください。ベージュのファブリックソファ、木製のローテーブル、シンプルなテレビボードを配置してください。大きな窓から昼間の自然光が入り、観葉植物を適度に配置した落ち着いた空間にしてください。「ナチュラルなリビング」のようなテイストだけでなく、床材や家具、配色などを組み合わせることで、空間の方向性を伝えやすくなります。

作例2:北欧風のダイニングキッチン
同じ住宅でも、デザインテイストを変えることで異なる内装を作成できます。
プロンプト例
北欧スタイルの明るいダイニングキッチンの内装デザインを作成してください。白と明るい木材を基調とし、シンプルな木製ダイニングテーブルとチェアを配置してください。キッチンは白い扉と木製のカウンターを組み合わせ、ペンダントライトをダイニングテーブルの上に設置してください。大きな窓から柔らかな自然光が入る、温かみのある空間にしてください。デザインテイストに加えて、色や素材、家具、照明などを指定すると、「北欧風」という言葉だけに頼らずイメージを伝えられます。

作例3:カフェの内装
Nano Banana 2では、住宅だけでなく店舗の内装イメージも作成できます。
プロンプト例
街中にある小規模なカフェの内装デザインを作成してください。木材と白い塗り壁を基調としたナチュラルでモダンな空間で、木製のテーブルとチェア、壁際のベンチ席を配置してください。カウンターの背面にはコーヒー器具や棚を設け、窓際には観葉植物を配置してください。昼間の自然光と暖かみのあるペンダントライトを組み合わせ、居心地のよい雰囲気にしてください。店舗の場合は、テーブルやチェアだけでなく、カウンター、商品棚、ベンチ席など、その店舗の用途を特徴づける設備も指定してみましょう。

作例4:オフィスの内装
働くための空間も、用途や必要なエリアを指定して生成できます。
プロンプト例
20人程度が働くモダンなオフィスの内装デザインを作成してください。白、ライトグレー、明るい木材を基調とし、中央にデスクスペース、窓側にカジュアルなミーティングスペースを配置してください。ガラスパーティションで区切られた会議室を設け、観葉植物を適度に配置してください。大きな窓から自然光が入る、明るく開放的な空間にしてください。オフィスの場合は、「デスクスペース」「会議室」「ミーティングスペース」など、必要なエリアをプロンプトに加えることで、用途を反映した内装を指定できます。

作例5:ホテルの客室
照明や素材を工夫して、ホテルのような落ち着いた内装を作ることもできます。
プロンプト例
落ち着いた高級感のあるホテル客室の内装デザインを作成してください。ベージュ、ブラウン、グレーを基調とし、木材とファブリックを組み合わせてください。中央にダブルベッドを配置し、左右にサイドテーブルと照明を設置してください。壁面には間接照明を取り入れ、窓際には一人掛けチェアと小さなテーブルを配置してください。夜の暖かみのある照明で、静かでリラックスできる空間にしてください。ホテルや飲食店などでは、家具や素材だけでなく、照明の色や時間帯を指定すると空間の雰囲気を表現しやすくなります。

作例6:美術館・ギャラリーの内装
住宅や商業施設とは異なる空間として、美術館やギャラリーの展示空間も作成できます。
プロンプト例
現代美術を展示する小規模なギャラリーの内装デザインを作成してください。白い壁と明るいグレーの床を基調としたシンプルな空間で、壁面には現代アート作品を余白を広く取って展示してください。天井には展示用のスポットライトを設置し、中央には低いベンチを配置してください。作品が引き立つ、静かで洗練された展示空間にしてください。美術館やギャラリーでは、展示壁、照明、鑑賞スペースなど、空間の目的に合わせた要素を指定するのがポイントです。

作例7:ワンルームの狭小空間
広い空間だけでなく、限られたスペースを想定した内装イメージも作成できます。
プロンプト例
コンパクトなワンルームマンションの内装デザインを作成してください。約20㎡の空間を想定し、ベッド、2人掛けソファ、小さなテーブル、収納家具を配置してください。明るい木目と白を基調としたシンプルなデザインで、家具は圧迫感の少ないコンパクトなものにしてください。大きな窓から自然光が入り、限られた空間でも明るくすっきり見えるようにしてください。このように部屋の広さや必要な家具を指定すれば、限られた空間を想定したアイデアを画像として検討することもできます。

ただし、Nano Banana 2で生成された家具のサイズや通路幅などが、指定した寸法通りになるとは限りません。実際の家具配置を決める場合は、部屋や家具の実寸を別途確認しましょう。
作例8:同じ空間から異なるデザイン案を作る
デザインの方向性が決まっていない場合は、同じ空間をベースに異なるテイストを試して比較することもできます。
プロンプト例
同じ広さと間取りのリビングをベースに、内装デザインの方向性を3案作成してください。①白と明るい木材を使った北欧スタイル、②グレーと黒を基調としたモダンスタイル、③木材とベージュを基調としたジャパンディスタイルにしてください。それぞれの違いがわかるように、家具、床、壁、照明、配色を変更してください。「どのようなインテリアにするか決まっていない」という段階でも、複数の方向性を画像にして比較することで、好みのデザインを検討できます。

また、現在の部屋の写真がある場合は、その画像をもとに異なる内装デザインを試す方法もあります。部屋の形状や窓などを残しながら、家具や床、壁、配色などを変更することで、現在の空間をベースにしたデザイン案を検討できます。
このように、Nano Banana 2では住宅のリビングやダイニングだけでなく、店舗、オフィス、ホテル、美術館など、さまざまな用途の内装デザインを生成できます。
さらに、素材や配色、家具、照明、デザインテイストなどの条件を変えたり、生成した画像を追加のプロンプトで編集したりすることで、同じ空間から複数のデザイン案を作ることも可能です。まずは作りたい空間の用途を決め、必要な条件を少しずつ加えながら試してみましょう。
内装デザインの精度を上げるプロンプトの書き方

Nano Banana 2では、「おしゃれなリビングを作って」のような短いプロンプトでも内装画像を生成できます。
しかし、作りたい空間のイメージをより具体的に伝えるには、部屋の用途やデザインテイストだけでなく、素材、家具、構図、照明などもプロンプトに加えるのがポイントです。
内装デザインの場合は、次の6つの要素を意識するとプロンプトを組み立てやすくなります。
ここでは、最初に生成した内装デザインをベースに、6つの要素を順番に追加しながらイメージを具体化していきます。最初からすべての条件を盛り込むのではなく、生成された画像を確認しながら、デザインテイスト、素材や配色、家具、構図、照明を少しずつ調整していきましょう。
「空間の用途+デザインテイスト+素材・配色+家具・レイアウト+視点・構図+照明」
すべてを最初から細かく指定する必要はありません。まずは必要な条件を入力し、生成された画像を確認しながら追加していきましょう。

1. 空間の用途や広さを指定する
最初に「どのような空間を作りたいのか」を伝えます。
リビング、寝室、ダイニング、カフェ、オフィス、ホテルなど、用途を指定することで、必要な家具や空間のイメージを伝えやすくなります。
プロンプト例
明るく開放的なリビングの内装デザインを作成してください。
部屋の広さや形などが決まっている場合は、「約20㎡のワンルーム」「細長いリビング」のように条件を追加することもできます。
ただし、Nano Banana 2で生成した画像では、指定した寸法や面積が正確に再現されるとは限りません。数値は空間の規模を伝えるための目安として使用しましょう。
2. デザインテイストを具体的に伝える

次に、どのような雰囲気の内装にしたいのかを指定します。
たとえば、
ナチュラル
モダン
北欧
インダストリアル
和モダン
ジャパンディ
ミニマル
などのデザインテイストを指定できます。
さらに、「明るく開放的」「落ち着いた」「温かみのある」「高級感のある」など、空間の雰囲気を加えてみましょう。
プロンプト例
明るい木材を多く取り入れた、シンプルで温かみのある北欧スタイルにしてください。
「おしゃれな内装」のような抽象的な表現だけでなく、色や素材、デザインの特徴を文章で説明すると、作りたい方向性をより具体的に伝えられます。
3. 床や壁の素材と配色を指定する
内装の印象を大きく左右するのが、床や壁、天井などの素材と配色です。
プロンプト例
床は明るいオーク材のフローリング、壁と天井は白を基調としてください。家具はベージュと明るい木材で統一し、アクセントとしてライトグレーを取り入れてください。
「木材を使う」と指定するだけでなく、「床に明るいオーク材を使う」のように、素材を使用する場所まで伝えるのがポイントです。
色数を抑えたい場合は、「白、ベージュ、明るい木材を中心にする」のように、全体のカラーパレットを指定することもできます。
4. 家具とレイアウトを指定する
内装デザインでは、家具の種類だけでなく、どこに配置するのかも指定できます。
3で作成した内装デザインに指示を追加します。
プロンプト例
中央にベージュの3人掛けソファと木製のローテーブルを配置し、窓際に一人掛けチェアを置いてください。壁面には低いテレビボードを配置してください。
店舗やオフィスの場合も、
「窓際にカウンター席を設ける」
「中央に6人用のミーティングテーブルを配置する」
「入口の正面に受付カウンターを配置する」
など、家具や設備の位置まで伝えてみましょう。
Nano Banana 2は複数の条件を含むプロンプトへの追従性が強化されていますが、家具の正確な寸法や配置を保証するものではありません。実際のレイアウトを決める場合は、図面や実寸も確認しましょう。
5. 視点や構図を指定する

同じ内装でも、どの位置から空間を見るかによって画像の印象は大きく変わります。
たとえば、
部屋の入口付近から室内全体を見る
人の目線に近い高さから見る
部屋の角から対角方向を見る
広角で空間全体を見せる
特定の家具を中心に見せる
などの条件を指定できます。
プロンプト例
人の目線に近い高さから、部屋の角から対角方向を見る構図にしてください。リビング全体と家具の配置がわかるように、広角のインテリア写真のように表現してください。Nano Banana 2では、構図だけでなくカメラアングルや焦点などをプロンプトで指定できます。

「リビングを作って」と伝えるだけでなく、「どこから、何を、どの範囲まで見せるのか」を加えると、目的に合った内装イメージを指定しやすくなります。
6. 照明や時間帯を指定する
同じ内装でも、自然光や照明、時間帯によって空間の雰囲気は大きく変わります。
昼間の明るい室内にしたい場合は、
プロンプト例
大きな窓から柔らかな昼間の自然光が入る、明るく開放的な空間にしてください。
夜の落ち着いた室内にしたい場合は、
プロンプト例
夜の室内として、天井の間接照明とテーブルランプを暖かく点灯してください。落ち着いた雰囲気にしてください。
のように指定できます。
「明るくする」だけでなく、自然光、ペンダントライト、間接照明、スポットライトなど、どのような光を使いたいのかまで伝えてみましょう。
6つの要素を組み合わせてプロンプトを作ってみよう
ここまで紹介した6つの要素を組み合わせると、次のようなプロンプトになります。
プロンプト例
明るく開放的なリビングの内装デザインを作成してください。シンプルで温かみのあるナチュラルモダンなテイストで、床は明るいオーク材のフローリング、壁と天井は白を基調としてください。中央にベージュのファブリックソファと木製のローテーブルを配置し、窓際には一人掛けチェアと観葉植物を置いてください。人の目線に近い高さから部屋の角を見渡す広角の構図で、空間全体と家具の配置がわかるようにしてください。大きな窓から柔らかな昼間の自然光が入る、リアルなインテリア写真のように表現してください。
最初からこのような長いプロンプトを作るのが難しい場合は、「ナチュラルモダンなリビングを作成してください」のような短い指示から始めても構いません。
生成された画像を確認してから、「床を明るくする」「ソファをベージュにする」「観葉植物を追加する」「自然光を増やす」など、一つずつ条件を追加していく方法でも内装イメージを調整できます。
Nano Banana 2では生成した画像に追加のプロンプトを入力して編集できるため、最初の1回ですべてを完成させようとせず、生成と調整を繰り返しながらイメージに近づけていきましょう。
Nano Banana 2で内装デザインがうまく作れないときの対処法

プロンプトを具体的に入力しても、最初からイメージ通りの内装デザインが生成されるとは限りません。
「想像していたテイストと違う」「家具が多すぎる」「床だけ変えたいのに壁や家具まで変わってしまった」など、生成された画像を見てから修正したくなることもあります。
そのような場合は、最初から作り直すだけでなく、生成された画像をもとに追加の指示を出して調整してみましょう。
ここでは、Nano Banana 2で内装デザインを作るときに起こりやすいケースと、改善するためのプロンプト例を紹介します。
イメージしていたテイストにならない場合
「おしゃれなリビング」「モダンな部屋」のような抽象的な言葉だけでは、想像していた内装と異なるデザインになることがあります。
その場合は、テイストを表す言葉だけでなく、色や素材、デザインの特徴を具体的に追加します。
変更前
モダンなリビングを作成してください。
改善例
白、ライトグレー、明るい木材を基調とした、シンプルでモダンなリビングにしてください。装飾を抑え、直線的な家具を中心にしたすっきりとした空間にしてください。
「モダン」という言葉だけでなく、配色や素材、家具の特徴まで伝えることで、デザインの方向性を具体的に指定できます。
床や壁の素材が思い通りにならない場合
「床を木目にする」と指定したものの、想像していた色と違ったり、壁や家具まで木目になったりすることがあります。
この場合は、素材だけでなく、色や使用する場所まで指定してみましょう。

変更前
木を使った内装にしてください。
改善例
床だけを明るいナチュラルブラウンのオーク材のフローリングにしてください。壁と天井は白のままにし、家具の素材と色は変更しないでください。
「どの部分を」「どの素材・色にするのか」と、「変更しない部分」を分けて伝えるのがポイントです。
家具が多すぎる場合
内装画像を生成すると、指定していないチェアやテーブル、収納、小物などが追加されることがあります。
その場合は、必要な家具の種類や個数を具体的に指定します。

改善例
家具は3人掛けソファ1台、ローテーブル1台、テレビボード1台、一人掛けチェア1脚だけを配置してください。その他の家具や装飾品は追加しないでください。
家具の種類だけでなく、必要に応じて個数まで指定すると、希望する空間構成を伝えやすくなります。
家具の配置がイメージと違う場合
必要な家具が生成されても、ソファやテーブルなどの位置が想像と違うことがあります。
その場合は、「窓際」「壁側」「中央」など、家具を配置したい場所や家具同士の位置関係まで指定してみましょう。

改善例
3人掛けソファを左側の壁に沿って配置し、その正面にテレビボードを置いてください。ソファとテレビボードの間に木製のローテーブルを1台配置してください。窓の前には家具を置かないでください。
ただし、Nano Banana 2で生成した画像では、左右などの空間的位置が必ず正確に反映されるとは限りません。配置が重要な場合は、生成結果を確認しながら調整しましょう。
部屋の形や窓まで変わってしまう場合
家具や床だけを変更したいのに、部屋の形状や窓、ドア、天井などまで変化することがあります。
その場合は、「変更する部分」と「維持する部分」を一緒に指定します。

改善例
ソファだけをライトグレーのファブリックソファに変更してください。部屋の形状、床、壁、天井、窓、ドア、その他の家具、照明、カメラアングル、構図は変更しないでください。
Nano Banana 2は画像の部分編集にも対応しているため、変更したい対象を具体的に示しながら追加の指示を出すことができます。
特定の部分だけを変更したい場合ほど、「それ以外は維持してください」と明記しておくのがポイントです。
一度にたくさん変更してうまくいかない場合
床、壁、家具、照明、配色などを一度に変更すると、どの指示によって画像が変化したのかわかりにくくなることがあります。
その場合は、
床と壁の素材を決める
主な家具を配置する
家具の色や素材を調整する
照明を調整する
最後に小物や観葉植物を追加する
というように、生成結果を確認しながら順番に調整してみましょう。
Nano Banana 2では、生成した画像に対して追加のプロンプトを入力しながら編集できます。一度の生成ですべてを完成させるのではなく、まず大まかな内装を作り、「変更する部分」と「維持する部分」を具体的に伝えながら少しずつ調整していくと、イメージに近づけやすくなります。
Nano Banana 2で作った内装デザインの活用例

Nano Banana 2で生成した内装デザインは、完成イメージを作るだけでなく、インテリアのアイデア出しや素材・配色の比較、模様替えやリフォームのイメージづくりなど、さまざまな場面で活用できます。
まだ具体的なデザインが決まっていない段階でも、まず複数のイメージを画像にして比較できます。
ここでは、Nano Banana 2で作成した内装デザインの代表的な活用例を紹介します。
デザインのアイデア出しに活用する
内装の方向性を考える初期段階では、Nano Banana 2を使って異なるデザインテイストのイメージを作成できます。
たとえば、同じリビングでも「北欧」「ナチュラルモダン」「ジャパンディ」など条件を変えて生成すれば、それぞれの雰囲気を画像で比較できます。

「どのような内装にしたいかまだ決まっていない」という段階でも、複数の方向性を視覚化してから好みのデザインを絞り込むことができます。
床や壁などの素材を比較する
床や壁は、素材や色を変えるだけでも空間の印象が大きく変わります。
たとえば、同じリビングで床だけを「明るいオーク」「ダークブラウンの木材」「白い大理石調」などに変更すれば、素材による違いを画像で比較できます。
プロンプト例
床だけを明るいオフホワイトのカーペットに変更してください。壁、天井、窓、家具、照明、植栽の形状・色・配置と、カメラアングル、構図は変更しないでください。
比較したい部分だけを変更する場合は、「変更する部分」と「維持する部分」を分けて指定するのがポイントです。
家具や配色の比較に活用する
「ソファはベージュとグレーのどちらが合うか」「木製家具と黒い家具ではどちらがよいか」など、家具や配色を検討するためにも活用できます。
プロンプト例
ソファだけをライトグレーのファブリックソファに変更してください。ソファの大きさと配置は維持し、床、壁、テーブル、照明、窓、その他の家具は変更しないでください。
家具そのものを変更するだけでなく、カーテンやラグ、小物などを含めたカラーパレットを変えて、空間全体の配色を比較することもできます。
店舗やオフィスのコンセプト検討に活用する
Nano Banana 2で作成できる内装デザインは住宅だけではありません。カフェ、ショップ、オフィス、ホテルなど、商業空間のコンセプトイメージを作成することもできます。
たとえば、新しいカフェの方向性を考える場合は、同じ条件から異なるデザイン案を生成して比較できます。
プロンプト例
20席程度の小規模なカフェを想定して、内装デザインを3案作成してください。①木材を基調としたナチュラル、②コンクリートと黒を使ったインダストリアル、③白と明るい木材を使ったミニマルなデザインにしてください。
企画の初期段階で、文章だけでは伝わりにくい空間の方向性を視覚化する用途にも活用できます。
照明や時間帯による雰囲気を比較する
同じ内装でも、自然光や照明によって空間の見え方は大きく変わります。
昼間の自然光が入る状態だけでなく、夕方や夜に変更したり、ペンダントライトや間接照明を点灯したりして、異なる雰囲気を比較できます。
プロンプト例
部屋のデザイン、家具、床、壁、窓、カメラアングル、構図は維持したまま、夜の室内に変更してください。天井の間接照明とフロアランプを暖かく点灯し、落ち着いた雰囲気にしてください。住宅では昼と夜の過ごし方を比較したり、店舗やホテルでは照明による空間演出を検討したりするためのイメージづくりにも利用できます。

このように、Nano Banana 2による内装デザインは「完成した1枚を作る」だけでなく、デザインの方向性を考える、素材や配色を比較する、家具や照明を変更して試すなど、さまざまな用途に活用できます。
新しい内装イメージを生成する方法と、既存の部屋や生成済み画像を編集する方法を目的に応じて使い分けながら活用してみましょう。
Nano Banana 2で内装デザインを作るときの注意点

Nano Banana 2を使えば、さまざまな内装デザインを生成・編集できますが、生成された画像を活用する際にはいくつか注意したいポイントがあります。
特に、実際のリフォームや家具選び、店舗・オフィスなどの内装計画に活用する場合は、次の点を確認しておきましょう。

正確な設計や図面の代わりにはならない
Nano Banana 2で生成した内装デザインは、空間のアイデアを視覚化したり、デザインの方向性を検討したりする用途に活用できますが、正確な設計図面ではありません。
Google DeepMindのモデルカードでも、Nano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image)には3D空間の理解や位置関係などに限界があることが示されています。
部屋の寸法や設備、家具のサイズなどを正確に反映する必要がある場合は、実際の図面や寸法などを別途確認しましょう。
家具のサイズや動線が正確とは限らない
一見すると自然な内装画像でも、実際の空間では家具が大きすぎたり、家具同士の間隔が狭かったりする場合があります。
また、ドアの開閉スペースや通路など、実際に生活するために必要な動線が十分に確保されているとは限りません。
「約20㎡」「幅180cmのソファ」などの数値をプロンプトに入力した場合も、その寸法が画像上で正確に再現されているとは限らないため、実際に家具を購入したり施工したりする場合は実寸を確認しましょう。
修正したくない部分まで変わることがある
Nano Banana 2では、生成した画像やアップロードした画像に追加の指示を出して編集できます。
ただし、「床だけを明るい木目に変更する」と指示しても、壁や家具、照明など、指定していない部分まで変化する場合があります。Googleも、複雑な画像編集では不自然な結果や視覚的な乱れが発生する場合があると案内しています。
一部分だけを変更したい場合は、
床だけを明るいナチュラルブラウンのオーク材のフローリングに変更してください。壁、天井、窓、家具、照明、植栽の形状・色・配置と、カメラアングル、構図は変更しないでください。のように、変更する部分と維持したい部分の両方を具体的に伝えましょう。

生成した画像は細部まで確認する
Nano Banana 2で生成した内装画像は、全体を見ると自然でも、細部に不自然な表現が含まれている場合があります。
Googleも、生成画像では細かなディテールなどが正確に表現されない場合があるため、作成した画像を慎重に確認するよう案内しています。
家具の形状や脚、照明、窓やドア、収納、階段、水まわりなども拡大して確認しましょう。
また、見た目として成立していても、実際に施工できるデザインとは限りません。リフォームや店舗設計など実際の施工を伴う場合は、寸法や設備、使用する建材などを別途確認する必要があります。
左右や位置関係が入れ替わることがある
内装デザインでは、「左側の壁にソファを配置する」「窓の右側に収納を設置する」など、位置関係を指定することがあります。
しかし、Nano Banana 2のモデルカードでは、左右などの空間的位置を取り違える場合があることが既知の制限として挙げられています。
家具や設備の位置が重要な場合は、生成後に配置を確認し、必要に応じて追加のプロンプトで調整しましょう。
商用利用や既存画像の編集では権利関係を確認する
Nano Banana 2では、自分で用意した画像をアップロードして内装を編集することもできます。
ただし、第三者が撮影した室内写真や、ほかのデザイナーが制作した内装パースなどを使用する場合は、その画像をアップロード・編集するために必要な権利や許可があるか確認しましょう。Googleの公式ヘルプでも、コンテンツのアップロード、生成、編集は、自分が必要な権利や権限を有している場合に行うよう案内されています。
広告やWebサイト、クライアントワークなどで生成画像を使用する場合も、第三者の著作権やプライバシー権などを侵害する要素が含まれていないか確認し、利用時点のGoogleの規約やポリシーを確認しましょう。Googleも、Geminiで生成したコンテンツを公開・利用する前に内容を確認するよう案内しています。
なお、GoogleのAIモデルによって生成・編集された画像には、AI生成コンテンツを識別するための「SynthID」が使用されています。GeminiではSynthIDやContent Credentialsを利用して、Google AIによって生成・編集されたコンテンツかどうかを確認する機能も提供されています。
まとめ

Nano Banana 2を使えば、作りたい空間のイメージを文章で伝えることで、初心者でもさまざまな内装デザインを生成できます。
最初から複雑なプロンプトを作る必要はありません。まずは部屋の用途やデザインテイストなど基本的な条件を伝え、生成された画像を確認しながら、床や壁の素材、家具、配色、照明などを追加していくのがポイントです。
思い通りの内装にならない場合は、「どこを変更するのか」「どこを残すのか」を具体的に伝えながら、少しずつ調整していきましょう。
また、リビングやダイニングなどの住宅だけでなく、カフェ、オフィス、ホテル、美術館など、さまざまな空間の内装デザインを作成できます。デザインテイストを変えたり、家具や素材、配色を変更したりして、複数のアイデアを比較することも可能です。
さらに、既存の部屋の写真や生成した画像をもとに、床や壁の素材を変更したり、家具を入れ替えたりすることもできます。新しい内装をゼロから考えるだけでなく、模様替えやリフォーム後のイメージづくりにも活用できます。
Nano Banana 2で生成した内装デザインは、インテリアのアイデア出しや素材・家具選び、配色の比較、店舗やオフィスのコンセプト検討などにも活用できます。
まずは本記事で紹介したプロンプトをコピーして、作ってみたい空間の内装デザインを実際に生成してみてください。






