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建築パースに使える人物素材サイト12選|Photoshopで自然に合成する方法も解説

  • 2025年6月29日
  • 読了時間: 27分

更新日:8月19日



建築パースの制作で

「人物を配置したいけど、どこで素材を見つければいいかわからない」

「商用利用できる高品質な人物カットアウトが欲しい」

感じたことはありませんか?


人物添景は、建築パースにリアリティやスケール感を加え、そこで人がどのように過ごすのかを伝えるための重要な要素です。


一方で、人物素材はサイトによって料金やライセンス条件が異なり、背景付きの写真では切り抜き作業も必要になります。


本記事では、2026年現在利用できる人物素材サイトを、建築パース向けの専門サイトから国内素材サイト、汎用ストックフォトサイトまで12サイト紹介します。


さらに後半では、Adobe Photoshopを使って人物素材を建築パースに自然になじませる基本的な方法も解説します。


※素材の利用条件は変更される場合があります。商用案件で使用する場合は、ダウンロード時に各サービスの最新の利用規約・ライセンスをご確認ください。





海外の主要人物素材サイト5選


建築ビジュアライゼーション向けの人物素材を探すなら、まずチェックしたいのが海外の専門サイトです。


建築パースにそのまま配置しやすい透明背景PNGを提供しているサイトも多く、歩く人、座っている人、ビジネス、ファミリーなど、シーンに合わせた素材を探すことができます。


ここでは、2026年現在利用できる主要サイトを紹介します。


サイト

特徴

料金

商用利用

日本からの支払い

建築ビジュアライゼーション向けの自然な人物カットアウトが豊富

無料

○(建築ビジュアライゼーション用途)

支払い不要

高解像度の人物素材が豊富。モデルリリース取得済み

無料素材あり/有料素材は€70~など

○(ライセンス条件あり)

PayPal・銀行振込など

建築表現における人物の多様性を重視した高解像度PNG素材

無料

原則×(教育・個人など非商用用途)

支払い不要

人物・植物・車両など建築CG向け素材が豊富

無料プラン/有料プランあり

○(ライセンス条件あり)

PayPal・Visa・Mastercard・Amex・Discoverなど

15,000点以上の高解像度人物素材。検索機能も充実

有料(パッケージ£100~/ライブラリ利用プランあり)

○(ライセンス条件あり)

Visa・Mastercard・American Express

※料金・プラン・支払い方法は2026年8月時点の情報です。為替レートや税金、契約内容などにより実際の日本円での支払額は変動します。最新情報は各公式サイトをご確認ください。



1. SKALGUBBAR(スカルグバー)

SKALGUBBARは、スウェーデンの建築家Teodor Javanaud Emdén氏が運営する、建築ビジュアライゼーション向けの人物素材サイトです。


サイトに掲載されているのは、Teodor氏が実際に撮影した友人や知人を中心とした人物のカットアウト素材です。立っている人物だけでなく、歩く、座る、自転車に乗る、食事をするなど、日常のさまざまなシーンを切り取った人物が揃っています。


一般的なストックフォトとは異なる自然なポーズや動きのある人物が多く、建築パースに人の活動や生活感を加えたい場合に活用しやすいのが特徴です。人物はあらかじめ背景から切り抜かれているため、Photoshopなどで建築パースに配置して使用できます。


素材は無料で、学生の作品だけでなく商用の建築ビジュアライゼーションにも利用できます。ただし、建築プロジェクトを主体としたビジュアライゼーションへの使用が前提で、人物画像単体での使用や商品広告などには利用できません。


特徴

  • 建築ビジュアライゼーション向けの人物カットアウト

  • 日常的で自然なポーズや動きのある人物が豊富

  • 背景が切り抜かれているためパースに配置しやすい

  • 無料で商用の建築ビジュアライゼーションにも利用可能


基本情報

  • 利用料金:無料

  • 商用利用:○(建築ビジュアライゼーション用途)

  • データ:切り抜き人物画像

  • 用途:建築パース・建築ビジュアライゼーション



2. vizpeople

  • 利用料金:基本有料(一部無料サンプルあり)

  • 商用利用:OK

  • 特徴:VRayやCorona Rendererなど最新3Dソフトウェア対応のプロ仕様素材


vizpeopleは、建築ビジュアライゼーション向けに特化したプレミアムサイトで、人物カットアウト、3Dモデル、テクスチャを総合的に提供しています。FREE STUFFページでは無料の3DモデルとVRay対応の2D人物画像を世界中の利用者に提供しており、商用プロジェクトでも使用可能です。


建築CGパースを制作するプロが実際に利用している信頼性の高いサイトとして知られており、人物素材のラインナップが非常に多く、1ヶ月分の利用でも十分質の高い添景素材が入手できると評価されています。高解像度の画像がダウンロードでき、パースの解像度に合わせた選択が可能です。


基本的には有料サービスですが、無料サンプルで品質を事前確認できるため、初回利用者でも安心して利用できます。特に最新のレンダリングエンジンに対応した素材を求める建築ビジュアライゼーション業界のプロフェッショナルに適したサイトです。



3. NONSCANDINAVIA

NONSCANDINAVIAは、建築ビジュアライゼーションやCG制作向けの素材を提供している専門サイトです。2011年に設立され、人物のカットアウトを中心に、3Dモデルやテクスチャ、樹木、空・HDRIなど、建築CG制作に活用できるさまざまな素材を提供しています。


人物素材は、日常的な服装の人物からビジネス、子ども、家族、働く人など幅広いシーンが用意されています。人物はあらかじめ背景から切り抜かれているため、Photoshopなどで建築パースに配置しやすいのが特徴です。コレクションによって異なりますが、高解像度のPNG・JPG形式で提供されている素材も多く、本格的な建築CG制作にも活用できます。


また、Viz-Peopleでは人物ごとにモデルリリース(肖像使用許諾)を取得しており、購入した素材は商用プロジェクトにも利用できます。建築パースだけでなく、印刷物、Webサイト、映像、プレゼンテーションなどへの使用も認められています。ただし、購入した素材そのものを再販売したり、第三者へ配布したりすることはできません。


基本的には有料素材が中心ですが、「Free Stuff」では人物カットアウトや3Dモデル、テクスチャ、空などの無料素材も公開されています。無料の人物素材には商用利用可能と明記されているものもあるため、まず実際の建築パースに人物を配置して試してみたい初心者にも利用しやすいサイトです。


特徴

  • 建築ビジュアライゼーション向けの人物素材が豊富

  • 背景が切り抜かれた高解像度の人物素材を利用できる

  • 日常・ビジネス・家族などさまざまな人物を探せる

  • 3Dモデルやテクスチャ、空など人物以外の素材も揃っている

  • 一部の人物素材や3Dモデルなどを無料でダウンロードできる


基本情報

  • 利用料金:基本有料(一部無料素材あり)

  • 商用利用:○(ライセンス条件あり)

  • データ:人物カットアウト、3Dモデル、テクスチャ、樹木、空・HDRIなど

  • 人物画像形式:主にPNG / JPG

  • 用途:建築パース・建築ビジュアライゼーション・CG制作



4. MR CUTOUT.COM

MR CUTOUT.COMは、建築パースや3DCG制作向けのカットアウト素材を提供している専門サイトです。


人物を中心に、植物、動物、オブジェクト、車両、前景、背景、空など幅広い素材が用意されており、建築パースの仕上げに必要な添景素材をまとめて探せます。人物や植物などは背景から切り抜かれたPNG素材として提供されているため、Photoshopで一から背景を切り抜く手間を減らせるのがメリットです。


人物素材は種類が豊富で、「歩く」「座る」「自転車に乗る」といった動作だけでなく、年齢、人物の向き、シーン、季節、光の状態などから絞り込めます。例えば、住宅、オフィス、ホテル、学校、病院、店舗、建設現場など、建築パースの用途に合わせて人物を探すことも可能です。


無料で利用できる素材もあり、より多くの素材を利用したい場合は有料のPremiumプランなどが用意されています。人物カテゴリーだけでも無料素材が多数掲載されているため、まず人物を配置した建築パースを作ってみたい初心者にも利用しやすいでしょう。


また、公式サイトでは商用プロジェクトへの利用が認められています。人物素材にはモデルリリースの有無も表示されているため、素材ごとの情報を確認しながら選べます。ただし、ダウンロードした素材そのものを再販売・再配布することはできません。


特徴

  • 建築ビジュアライゼーション向けのカットアウト素材が豊富

  • 人物・植物・車両・動物・背景・空などをまとめて探せる

  • 背景が切り抜かれたPNG素材を利用できる

  • 動作やシーンなど細かな条件から人物を検索できる

  • 無料素材と有料素材の両方を提供


基本情報

  • 利用料金:無料・有料

  • 商用利用:○(ライセンス条件あり)

  • データ:人物、植物、動物、オブジェクト、車両、前景、背景、空など

  • 画像形式:主にPNG

  • 用途:建築パース・建築ビジュアライゼーション・3DCG制作



5.Studio Esinam's Cut Out People

Studio Esinam Cutout Peopleは、建築事務所やビジュアライゼーションスタジオ向けに提供されている、人物カットアウト専門のオンラインライブラリです。


15,000点以上の高解像度人物素材が収録されており、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど、さまざまな地域の人物を探せます。アジア系の人物も3,000点以上収録されているため、建築パースの場所やシーンに合わせて人物を選びやすいのが特徴です。


人物素材は背景が切り抜かれた高解像度PNG形式で提供されているため、Photoshopなどを使って建築パースに配置できます。人物を一から切り抜く必要がなく、建築CGの添景作業を効率化できます。


また、人物の数が多いだけでなく、検索機能が充実しています。「歩く」「座る」といった動作、人物の職業以外にも、季節、天候、人物の向き、光、服装、カラーパレットなど、さまざまな条件から絞り込みが可能です。例えば「屋外を歩いている人物」「オフィスに合うビジネスパーソン」など、制作する建築パースのシーンに合わせて人物を探せます。


通常のライセンスでは、建築ビジュアライゼーションへの商用・非商用利用が認められています。また、Studio Esinamが撮影した人物素材について、識別可能な人物からモデルリリースを取得していることも公式サイトに明記されています。


特徴

  • 15,000点以上の人物カットアウトを収録

  • アジア系の人物素材も3,000点以上

  • 活動・職業・季節・服装など細かな条件から検索できる

  • 背景が切り抜かれた高解像度PNG

  • 建築ビジュアライゼーション向けに特化

  • 通常ライセンスでは商用・非商用の建築ビジュアライゼーションに利用可能


基本情報

  • 利用料金:有料

  • 商用利用:○(ライセンス条件あり)

  • データ:人物カットアウト

  • 画像形式:高解像度PNG

  • 用途:建築パース・建築ビジュアライゼーション



2. 日本国内の主要人物素材サイト3選


日本国内の建築パースを制作する場合は、住宅やオフィス、店舗、公共施設など、シーンに合った日本人の人物素材が必要になることもあります。人物の服装や雰囲気が建築物や周囲の環境に合っていると、パース全体をより自然に見せやすくなります。


海外の人物素材サイトだけではイメージに合う人物が見つからない場合は、日本人の人物素材を扱う国内サイトも活用してみましょう。建築パース向けにあらかじめ切り抜かれた人物素材のほか、ストックフォトから用途に合った人物を探す方法もあります。


ここでは、日本人の人物素材を探す際に活用できる3つのサイトを紹介します。


サービス

特徴

無料利用

有料料金の目安

商用利用

日本人の切り抜き人物が豊富。建築CG向けの人物や3Dモデルも探せる

○(一部無料素材)

人物素材:1点500円~/セット商品あり

○(利用条件あり)

建築パース向けの切り抜き人物・樹木・テクスチャ・3Dモデルなどを無料提供

有料プランなし(無料ダウンロード素材)

○(利用規約の範囲内)

日本人の人物写真が豊富。ビジネス・ファミリー・シニアなど幅広く探せる

プレミアム会員:有料(月払い・年払いあり)

○(利用規約の範囲内)

※料金・プランは2026年8月時点の情報です。キャンペーンや商品、契約方法などにより変動する場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。



1. NO-N-NO

NO-N-NOは、アトリエブラウンが運営する、建築CGや広告向けの人物素材に特化したサイトです。


日本人を中心とした人物の切り抜き素材が豊富で、ビジネス、ファミリー、シニア、子ども、ショッピング、医療・介護、作業スタッフなど、さまざまなシーンから人物を探せます。住宅やオフィス、商業施設、病院など、制作する建築パースの用途に合わせて人物を選びやすいのが特徴です。


人物素材は背景が切り抜かれたPNG形式のデータが用意されているため、Photoshopなどを使って建築パースに配置できます。商品によっては同じ人物を複数のアングルから撮影した素材も収録されており、パースの視点や構図に合った人物を探しやすくなっています。

また、人物の切り抜き素材だけでなく、3D人物モデルやアニメーション素材も提供されています。静止画の建築パースだけでなく、3DCG制作で人物を直接配置したい場合にも活用できます。


人物モデルとはモデルリリース(肖像使用に関する契約)を交わしており、素材は個人利用・商用利用を問わず使用できます。ただし、素材そのものを再利用できる状態で配布・販売することは禁止されています。


特徴

  • 日本人の人物切り抜き素材が豊富

  • ビジネス・ファミリー・シニア・医療など幅広いシーンに対応

  • 背景が切り抜かれたPNG素材を利用できる

  • 3D人物モデルやアニメーション素材も提供

  • モデルリリースを取得した人物素材を使用できる


基本情報

  • 利用料金:有料(一部無料素材あり)

  • 商用利用:○

  • データ:人物切り抜き素材、3D人物モデル、アニメーション素材など

  • 画像形式:主にPNG

  • 用途:建築パース・建築CG・広告など



2. 建築パース.com


建築パース.comは、メガソフト株式会社が運営する、建築パース制作に関する情報や素材を提供している国内の専門サイトです。建築パースの作り方やテクニックなどの情報に加えて、制作に使えるさまざまな素材を無料でダウンロードできます。


人物素材は、女性、男性、カップル、親子、子ども、シニア、ビジネスなど、さまざまなカテゴリーから選べます。建築パースに合成することを前提に人物があらかじめ切り抜かれているため、Photoshopなどで一から背景を切り抜く手間を省けるのがメリットです。

人物素材にはPSDとPNG形式が用意されており、どちらも背景が透明になっています。PSDはPhotoshopでそのまま扱うことができ、PNGは透明背景に対応したさまざまな画像編集ソフトで利用できるため、使用するソフトに合わせて選べます。


人物だけでなく、樹木や動物、背景、壁紙・フローリングなどのテクスチャ、3Dモデルといった建築パース制作に役立つ素材も無料で公開されています。人物と一緒に使用する添景素材をまとめて探したい場合にも便利です。


公式の利用規約では、ダウンロードした素材を使って自分で制作した静止画像や動画、3Dデータなどを商用利用することも認められています。ただし、素材そのものや、わずかな加工だけを施した素材を公開・配布・販売することはできません。


特徴

  • 建築パース制作に特化した国内サイト

  • 切り抜き済みの人物素材を無料でダウンロードできる

  • 女性・男性・親子・シニア・ビジネスなど人物の種類が豊富

  • 背景が透明なPSD・PNG形式を利用できる

  • 樹木・テクスチャ・3Dモデルなど人物以外の素材も探せる


基本情報

  • 利用料金:無料

  • 商用利用:○(利用規約の範囲内)

  • データ:人物、動物、樹木、背景、テクスチャ、3Dモデルなど

  • 人物画像形式:PSD / PNG

  • 用途:建築パース・建築CGなど



3.photoAC

photoAC(写真AC)は、日本発の無料ストックフォトサービスです。日本人を中心とした人物写真が豊富で、ビジネス、ファミリー、シニア、医療・福祉、日常生活など、さまざまなシーンの写真を探すことができます。


建築パース専用の素材サイトではありませんが、日本の住宅やオフィス、店舗、医療施設などに配置する人物を探したい場合にも活用できます。「ビジネス」「医療・福祉」「住宅・インテリア」などのカテゴリーが用意されているため、制作する建築パースの用途に合わせて人物を探しやすいのが特徴です。


SKALGUBBARや建築パース.comのような人物カットアウト専門サイトとは異なり、通常の背景付き写真も多く掲載されています。その場合は、Photoshopなどの背景削除機能を使って人物を切り抜いてから建築パースに配置します。写真ACでは切り抜きやサイズ変更、色変更などの加工も認められています。


無料会員でも写真をダウンロードでき、クレジット表記は不要です。また、利用規約の範囲内で商用利用も可能なため、建築パースだけでなく、プレゼンテーション資料、Webサイト、チラシ、パンフレットなど幅広い用途に活用できます。有料のプレミアム会員では、検索やダウンロードの制限がなくなるなどの機能が用意されています。


人物写真については、モデルから写真を検索する機能も用意されています。また、公式ではモデルの許可を得た人物写真を提供しており、モデルリリースでは商業用途を含む写真の加工・合成や広告物、印刷物、Webサイトなどへの利用について定められています。


特徴

  • 日本人を中心とした人物写真が豊富

  • ビジネス・ファミリー・シニア・医療など幅広いシーンから探せる

  • モデルから人物写真を検索できる

  • 写真の切り抜きや色変更などの加工が可能

  • 無料会員でもダウンロード・商用利用が可能

  • 建築パース以外のWebサイトやプレゼン資料などにも活用できる


基本情報

  • 利用料金:無料・有料

  • 商用利用:○(利用規約の範囲内)

  • データ:写真素材(JPG・一部PSDなど)

  • 加工:○

  • クレジット表記:不要

  • 用途:建築パース・Webサイト・広告・プレゼンテーション資料など



3. 汎用ストックフォトサイト4選


建築パース専用の素材サイト以外にも、汎用的なストックフォトサイトから人物写真を入手して切り抜き加工することで、建築パースに活用できます。ここで紹介するサイトは素材数が圧倒的に多く、多様な年齢層・職業・シチュエーションの人物写真が見つかるのが特徴です。


ただし、背景込みの写真も多く含まれるため、Adobe Photoshopなどで切り抜き作業が必要になります。


サービス

特徴

無料利用

有料プランの料金目安

商用利用

高品質な写真が豊富。自然な人物写真を探しやすい

Unsplash+:約640円/月〜(年払い・キャンペーン価格)

○(ライセンス条件あり)

写真・動画が豊富。人物や動画素材を無料で探せる

有料プランなし

○(Pexels Licenseの範囲内)

写真・イラスト・ベクター・動画など幅広い素材を提供

有料プランなし

○(Pixabay Content Licenseの範囲内)

ストック素材に加え、AI画像・動画生成や編集機能も利用できる

Premium:約2,310円/月〜(年払い時の月額換算)

○(有料プラン等のライセンス条件あり)

※料金・プランは2026年8月時点の情報です。為替レートやキャンペーン、契約方法などにより変動する場合があります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。



1.Unsplash

Unsplashは、世界中のフォトグラファーによる高品質な写真を探せるストックフォトサービスです。


建築パース専用の人物素材サイトではありませんが、人物写真も豊富で、日常生活やビジネス、街中を歩く人など、自然なシチュエーションの写真を探せます。建築パースに生活感のある人物を配置したい場合にも活用できます。


ただし、SKALGUBBARなどの建築CG向けサイトとは異なり、人物があらかじめ切り抜かれているわけではありません。建築パースに使用する場合は、Photoshopなどで人物を切り抜いて配置します。また、人物の向きやカメラアングル、光が当たる方向などがパースと合っている写真を選ぶと、より自然に合成できます。


通常のUnsplashで公開されている写真は無料でダウンロードでき、Unsplash Licenseの範囲内で商用・非商用を問わず利用できます。写真の加工も認められており、フォトグラファーやUnsplashへのクレジット表記も必須ではありません。


ただし、Unsplash Licenseは写真そのものの著作権に関するライセンスであり、写真に写っている認識可能な人物やブランド、ロゴ、著作物などに関する権利まで含まれているわけではありません。特に広告などの商用案件で人物写真を使用する場合は、モデルリリースなど必要な権利関係を確認してから使用しましょう。


また、Unsplashには有料サブスクリプションの「Unsplash+」もあります。Unsplash+の人物写真はモデルリリースが取得されており、通常の無料素材よりも商用利用時の権利面が明確になっています。


特徴

  • 世界中の高品質な人物写真を探せる

  • 日常生活やビジネスなど自然なシーンの写真が豊富

  • 通常のUnsplash素材は無料で利用できる

  • Unsplash Licenseでは商用・非商用利用や加工が可能

  • モデルリリースなどの権利が明確な有料のUnsplash+もある


基本情報

  • 利用料金:無料/有料(Unsplash+)

  • 商用利用:○(各ライセンスの範囲内)

  • データ:写真・画像

  • 加工:○

  • クレジット表記:通常のUnsplash Licenseでは不要

  • 人物を使用する場合:通常素材は用途に応じてモデルリリースなどの権利関係を確認

  • 用途:建築パース・Webサイト・広告・プレゼンテーション資料など



2.Pexels

Pexelsは、世界中のクリエイターが投稿した写真や動画を無料で利用できるストック素材サイトです。人物写真も豊富で、日常生活やビジネス、ファミリー、街中を歩く人など、さまざまなシチュエーションの写真を探すことができます。


建築パース専用の人物素材サイトではありませんが、「walking」「business」「family」などのキーワードで検索すれば、住宅やオフィス、店舗、屋外空間などに配置する人物を探すことができます。人物があらかじめ切り抜かれているわけではないため、建築パースに使用する場合はPhotoshopなどで人物を切り抜いて配置します。


人物を選ぶ際は、ポーズだけでなく、人物の向きやカメラアングル、光が当たる方向なども確認しましょう。建築パースの視点や光源に近い写真を選ぶことで、人物を合成したときに自然になじませやすくなります。


Pexelsの写真と動画は無料でダウンロードでき、Pexels Licenseの範囲内で個人・商用を問わず利用できます。写真や動画の加工も可能で、フォトグラファーやPexelsへのクレジット表記も必須ではありません。


また、Pexelsでは写真だけでなく動画素材も提供しています。建築プレゼンテーション動画やWebサイトなどで映像素材を使用したい場合にも活用できます。


ただし、写真や動画に写っている人物、ブランド、ロゴなどには、Pexels Licenseとは別の権利が関係する場合があります。公式でも、写っている人物やブランドなどが商品・サービスを推奨しているような使い方は禁止されており、用途によっては第三者から許可を得る必要があると説明されています。商用案件で人物写真を使用する場合は、この点も確認しておきましょう。


特徴

  • 写真と動画を無料でダウンロードできる

  • 日常生活・ビジネス・ファミリーなど人物写真が豊富

  • 写真・動画の加工が可能

  • 商用利用に対応

  • クレジット表記は不要

  • 建築プレゼンテーション用の動画素材も探せる


基本情報

  • 利用料金:無料

  • 商用利用:○(Pexels Licenseの範囲内)

  • データ:写真・動画

  • 加工:○

  • クレジット表記:不要

  • 人物を使用する場合:用途に応じて人物やブランドなどの権利関係を確認

  • 用途:建築パース・動画・Webサイト・広告・プレゼンテーション資料など



3.Pixabay

Pixabayは、世界中のクリエイターによる写真やイラスト、ベクター、動画などを無料で利用できるストック素材サイトです。人物写真だけでなく、人物のイラストやシルエットなども探せるため、フォトリアルな建築パースからイラストを使ったコンセプトビジュアルまで、表現に合わせて素材を選べます。


建築パース専用の人物素材サイトではないため、写真の人物は背景付きのものも多くあります。建築パースに配置する場合は、Photoshopなどで人物を切り抜いて使用します。人物写真を選ぶ際は、人物の向きやカメラアングル、光が当たる方向などをパースに合わせると、より自然に合成しやすくなります。


写真以外の素材を探せることもPixabayの特徴です。人物のイラストやベクター、動画のほか、現在は音楽、効果音、3Dモデル、GIFなども提供されています。例えば人物のシルエットやイラストを使えば、リアルな人物写真とは異なる、コンセプト重視の建築ビジュアルにも活用できます。


Pixabayの素材は、Pixabay Content Licenseの範囲内で無料で利用でき、商用・非商用のどちらにも対応しています。素材の加工も可能で、クリエイターのクレジット表記も必須ではありません。ただし、素材をほぼそのままの状態で販売・配布することなどは禁止されています。


また、人物やブランド、ロゴなどが写っている素材には、Pixabay Content Licenseとは別の権利が関係する場合があります。特に認識可能な人物を商用目的で使用する場合、公式FAQでは投稿者にモデルリリースの有無を確認することを推奨しています。広告などの商用案件で使用する際は、素材ごとの権利関係も確認しておきましょう。


特徴

  • 写真・イラスト・ベクター・動画など幅広い素材を無料で利用できる

  • 人物写真だけでなくイラストやシルエットも探せる

  • 素材の加工が可能

  • 商用利用に対応

  • クレジット表記は不要

  • 建築パース以外に動画やプレゼンテーションなどにも活用できる


基本情報

  • 利用料金:無料

  • 商用利用:○(Pixabay Content Licenseの範囲内)

  • データ:写真・イラスト・ベクター・動画・3Dモデル・GIFなど

  • 加工:○

  • クレジット表記:不要

  • 人物を使用する場合:用途に応じてモデルリリースなどの権利関係を確認

  • 用途:建築パース・動画・Webサイト・広告・プレゼンテーション資料など



4.Magnific(旧Freepik)

Magnific(旧Freepik)は、写真やベクター、イラスト、PSDなどのストック素材に加えて、AI画像生成や画像編集などのクリエイティブツールを利用できる総合サービスです。


人物素材も豊富で、実写写真だけでなく、イラストやベクターなどさまざまな表現から探すことができます。建築パース専用の人物素材サイトではありませんが、住宅、オフィス、店舗、屋外空間など、制作するシーンに合った人物を探したい場合にも活用できます。現在の公式サイトでは、写真、ベクター、イラスト、アイコン、3D素材、動画、PSDなど幅広いストック素材が提供されています。


また、現在はストック素材を探すだけでなく、AIを使って必要な人物画像を生成できることも大きな特徴です。AI Image Generatorには複数の画像生成モデルが用意されており、人物の服装やポーズ、背景、構図などを指定して画像を作成できます。画像編集や背景削除、アップスケールなどのツールも提供されています。


建築パースで使用する場合は、既存の人物写真を探してPhotoshopなどで切り抜く方法に加えて、AIで用途に合った人物を生成して使用する方法も選択できます。


利用条件はプランや素材によって異なります。現在の有料プランではストック素材に加えてAI生成機能も提供されており、AI機能はクレジット制を基本としています。また、商用AIライセンスを含むプランも用意されています。人物画像を商用案件に使用する場合は、使用するストック素材やAI生成物のライセンスに加え、人物の肖像や第三者の知的財産権などについても確認しておきましょう。


特徴

  • 写真・ベクター・イラスト・PSDなど幅広いストック素材を提供

  • 人物写真や人物イラストを探せる

  • AIによる人物画像の生成にも対応

  • 背景削除・画像編集・アップスケールなどのツールも利用できる

  • 画像だけでなく動画・音声・3Dなどにも対応


基本情報

  • サービス名:Magnific(旧Freepik)

  • 利用料金:有料プランあり

  • 商用利用:○(プラン・ライセンス条件による)

  • ストック素材:写真・ベクター・イラスト・アイコン・3D・動画・PSDなど

  • AI機能:画像生成・動画生成・画像編集・アップスケールなど

  • 用途:建築パース・CG制作・広告・Web・プレゼンテーションなど



建築パース用の人物素材はどう選ぶ?

人物素材を自然に合成するためには、Photoshopでの加工以前に「パースに合った素材を選ぶ」ことが重要です。


特に確認したいのが、次の4点です。

  • カメラのアングル

  • 光が当たっている方向

  • 人物の姿勢・向き

  • パース全体の雰囲気や時間帯


例えば、右側から強い光が差し込む室内パースに、左側から光を受けている人物を配置すると、色を調整しても違和感が残りやすくなります。


また、視点の高さが大きく異なる人物素材を無理に配置すると、人物だけが浮いて見える原因になります。


最初からパースに近い条件の人物を選ぶことで、その後の合成作業を大幅に減らすことができます。



商用利用時の注意点とライセンス確認

商用利用ではライセンスと人物の権利を確認しよう
商用利用ではライセンスと人物の権利を確認しよう

人物素材を商用の建築パースで利用する場合は、「無料素材」「商用利用可能」という表示だけで判断せず、各サービスの利用規約を確認しましょう。


特に人物写真では、写真そのものの著作権だけでなく、写っている人物の肖像に関する権利も関係します。


確認しておきたいのは、

  • 商用利用できるか

  • クレジット表記が必要か

  • 加工が認められているか

  • 広告・Web・印刷物など予定している媒体で使用できるか

  • 人物について必要な許諾が取得されているか

といった点です。


また、素材そのものを再販売・再配布する行為は、多くのストックサービスで禁止されています。


建築パースの一部として使用する場合と、人物素材そのものを商品として扱う場合ではライセンス条件が異なるため注意しましょう。




Adobe Photoshopで人物を合成する方法

建築パース制作では、人物素材を合成することで、空間にリアルなスケール感や生活感を加えることができます。ここでは、Adobe Photoshopを使って、初心者でもできる建築パース用の人物合成手順をわかりやすく解説します。シーンに合った素材選びから、自然に馴染ませる加工のコツまで、基本的なポイントを順を追って紹介します。


STEP1 素材選び

建築パースに適した写真素材を選ぶ際には、シーンの雰囲気、アングル、そして光の向きを考慮しましょう。素材は、以下の室内画像と人物を用意しました。


このとき、人物素材は「背景が透明になっている画像」を使うと合成が簡単です。素材サイトでダウンロードする際は、背景が透明な「PNG形式」や「PSD形式」を選んでください。

慣れるまでは正面アングルの室内画像を使うとよいでしょう
慣れるまでは正面アングルの室内画像を使うとよいでしょう

①建築パースに合成する人物写真を開きます。まず人物画像を全選択します。メニューから「選択」>「すべて選択」をクリックするか、ショートカットキー(Windows:Ctrl + A / Mac:Command + A)を使います。


②次にコピーします。「編集」>「コピー」をクリックするか、ショートカット(Windows:Ctrl + C / Mac:Command + C)を使います。

③その後、内観パースの画像を開き、貼り付けます。「編集」>「ペースト」をクリックするか、ショートカットキー(Windows:Ctrl + V / Mac:Command +V)を使うと、人物が内観画像の上に追加されます。


人物が内観画像に追加され、その分「人物のレイヤー」も新しく作成されました。(※レイヤーとは、画像の上に重なるパーツのようなものです。



STEP2 パース上でのサイズ調整

ここでは、女性が光のあたる部屋へ向かうようなシーンを演出するため、Photoshop画面上部の「編集」>「変形」>「水平方向に反転」で、左右反転させました。

女性のサイズは、背景の家具や床とのバランスを見ながら、人が実際にその場所に立っているように見える大きさに調整します。


サイズを変更するときは、Photoshop画面上部の「編集」>「変形」>「拡大・縮小」を選びます。現在のバージョンでは、ドラッグするだけで縦横比が自動的に固定されるので、人物が横に伸びたり潰れたりする心配はありません。もし縦横比が変わってしまう場合は、オプションバーで「縦横比を固定」のチェックが入っているか確認しましょう。


STEP3 建築パースへの合成

合成する際には、影や光の影響を考慮して自然な仕上がりになるように心がけましょう。

レイヤーの調整やマスクの利用が役立ります。


ここでは、複数の新規レイヤーを追加したり、人のレイヤーを複製するなどして、以下のような調整を行いました。


・やや艶のあるフローリングの場合、人が反射するような演出にするため、Photoshop画面上部の「編集」>「変形」>「垂直方向に反転」で、左右反転させました。「乗算」モードで不透明度を調整したり、レイヤーマスクを利用して自然に透過させるようにしました。


・影はブラシツールで黒を塗り、レイヤーマスクを利用して形を整えた後、「乗算」モードで不透明度を調整しました。


・背景の室内画像に合わせて、人物への光のあたり方を調整しました。

さらに、一手間加えると、室内パースの方に視線が向きやすくなります。人物が中心ではなく、主役は内観パースなので、内観に目がいくようになります。

ここでは、Photoshop画面上部の「フィルター」>「ぼかし」>「ぼかし(移動)」(角度0°、距離はスライドしながら決めます)で、人物が動いているようにぼかしました。



AIで人物を生成・合成する方法も選択肢に

近年は、Photoshopの生成AI機能をはじめ、AIを利用して人物を追加・編集する方法も登場しています。


例えば、

  • パース内の指定した場所に人物を生成する

  • 人物の服装や雰囲気を変更する

  • 不要な人物を削除する

  • 合成後の背景との境界を自然になじませる

といった作業では、AIを利用することでレタッチ時間を短縮できる場合があります。


ただし、完成済みの建築パース全体を画像生成AIに読み込ませて再生成すると、建物の形状や家具、素材など、本来変更したくない部分まで変化してしまうことがあります。


そのため、設計内容や建築パースそのものを維持したい場合は、元画像をそのまま利用しながら人物だけをレイヤーとして追加できるPhotoshopのワークフローが扱いやすいでしょう。


「素材を探す → 人物を配置する → AIやPhotoshopで必要な部分だけ補正する」という組み合わせなら、元の建築パースを保ちながら作業時間を短縮できます。



まとめ


人物添景は、建築パースにスケール感や生活感を加え、実際にその空間がどのように使われるのかを伝える重要な要素です。


現在は、建築ビジュアライゼーション専門の人物カットアウトサイトから、日本人素材が豊富な国内サイト、無料のストックフォトまで、さまざまな方法で人物素材を入手できます。

切り抜き済み素材を使えばPhotoshopでの作業時間を短縮できますし、一般的なストックフォトでもPhotoshopの自動選択機能を使えば以前より簡単に切り抜けるようになっています。


さらにAIを補助的に利用することで、人物の追加や細かな修正などを効率化することも可能です。


ただし、建築パースでは建物そのものが主役です。


人物を目立たせるのではなく、空間のスケールや用途、そこで過ごす人のイメージを自然に伝える「添景」として配置することを意識すると、より説得力のある建築ビジュアライゼーションに仕上げることができます。


まずは制作するパースの雰囲気に合った人物素材を探し、サイズ・光・色・影の4つを意識しながら合成してみましょう。



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