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Twinmotion初心者ガイド|できること・主な機能をわかりやすく解説

2025年6月29日
読了時間: 19分

更新日:9月22日



建築パースを作ってみたいけれど、

「3DCGソフトは難しそう」

「リアルな光や素材の設定なんてできる気がしない」

と感じる方も多いのではないでしょうか。


そんな方でも比較的始めやすいのが、Epic Gamesが提供する Twinmotion(ツインモーション) です。


Twinmotionは、SketchUpやRevit、Rhinoなどで作った3Dモデルを読み込み、素材や光、空、植栽、人物、車などを加えて、建築物をリアルに見せるためのソフトです。


簡単にいえば、

「作った3Dモデルを、完成イメージとしてきれいに見せるソフト」

と考えると分かりやすいでしょう。


操作結果をリアルタイムで確認でき、素材や人物などもドラッグ&ドロップで配置できるため、本格的な3DCGソフトに慣れていない方でも比較的操作しやすいのが特徴です。


2026年現在の最新版「Twinmotion 2026.1」では、実際の写真に3Dモデルを合わせやすくする「フォトマッチング」など、新しい機能も追加されています。


この記事では、Twinmotionを初めて知った方に向けて、「何ができるソフトなのか」「料金はいくらなのか」「どうやって使い始めるのか」を順番に解説します。


CONTENTS



Twinmotionとは?


Twinmotion(ツインモーション)は、Epic Gamesが提供する、建築・都市計画・インテリアデザイン向けのリアルタイムビジュアライゼーションツールです。


SketchUp、Revit、Rhino、Archicadなどで作成した3Dモデルを読み込み、マテリアル、植栽、人物、車両、天候、光などを加えることで、建物や空間の完成イメージをリアルに表現できます。


Unreal Engineをベースとしており、画面上で仕上がりを確認しながら、高品質な建築パースや動画、360°パノラマを制作できる点が特徴です。3DCGソフトのように一から複雑なモデリングを行うのではなく、作成済みの3Dモデルを、プレゼンテーションや提案に適したビジュアルへ仕上げる用途に向いています。



1. 高品質なリアルタイムビジュアライゼーション

Twinmotionでは、光や影、反射、素材の質感をリアルタイムで確認しながら、建築パースを制作できます。設定を変更するたびに長時間のレンダリングを待つ必要がないため、画面上で仕上がりを見比べながら、建築や空間に合う表現へ調整できます。


2. 主要な3Dソフトとスムーズに連携できる

SketchUp、Revit、Rhino、Archicadなどで作成した3Dモデルを読み込めます。対応ソフトではDatasmith Direct Linkを利用し、元の3Dモデルを更新した際に、その変更内容をTwinmotion側へ反映することも可能です。


設計用ソフトで作成したモデルを活かしながら、Twinmotionでマテリアルや光、周辺環境を加えられるため、設計とビジュアル制作を分けて進めやすくなります。


3. 豊富なマテリアル・アセットライブラリ

木材、コンクリート、ガラス、金属などのマテリアルに加え、家具、人物、車両、植栽、動物などのアセットが用意されています。


素材やアセットはドラッグ&ドロップで配置できるため、建物だけの3Dモデルに生活感やスケール感を加えられます。住宅、店舗、オフィス、ホテル、商業施設など、用途に合わせた空間演出にも活用できます。


4. リアルな環境・ライティング・天候表現

時間帯や太陽の位置、雲、雨、雪、霧などを調整できます。晴れた昼間、夕景、夜景、雨天といった条件ごとの見え方を比較しながら、建築や空間に合う雰囲気をつくれます。


たとえば、住宅では日当たりや外壁の見え方、店舗やホテルでは照明による空間の印象を確認する際に役立ちます。


5. 静止画・動画・パノラマを簡単に作成

Twinmotionでは、建築パースの静止画だけでなく、カメラを移動させるウォークスルー動画や360°パノラマも作成できます。


外観・内観の完成イメージを伝えるほか、建物の周囲を歩くような視点や、空間内を移動する際の動線を視覚的に伝えられます。プレゼンテーション、設計確認、広告・Webサイト用のビジュアル制作などに活用できます。


6. VR・没入感のあるプレゼンテーションが可能

対応するVRヘッドセットを接続すると、実寸に近い感覚で建物や空間を体験できます。図面や静止画だけでは把握しにくい広さ、天井高、視線の抜けなどを確認しやすくなります。

クライアントや関係者に空間を体験してもらえるため、建築・インテリアの提案や設計確認にも役立ちます。


7. 直感的で簡単に使える操作性

マテリアルやアセットの配置、天候や時間帯の変更などを、画面上で直感的に操作できます。変更結果をすぐに確認できるため、3DCG制作に不慣れな人でも、プレゼンテーション用のビジュアルを調整しやすい点が特徴です。


複雑なレンダリング設定を細かく行わなくても、建築や空間のイメージを短時間で形にできます。


8. さまざまなデバイスで共有・体験できる

作成したコンテンツは、画像や動画として書き出せるほか、Twinmotion Cloudを利用してオンラインで共有することもできます。


Twinmotion Cloudで共有したプレゼンテーションやパノラマは、Webブラウザから確認できます。専用ソフトをインストールしていない相手にも、PC、タブレット、スマートフォンなどで建築や空間のビジュアルを共有できます。



Twinmotionの価格とライセンス


Twinmotion(ツインモーション)は、年間総収益が100万米ドル未満の個人・企業であれば、商用利用を含めて無料で利用できます。学生、教職員、教育機関も無料で利用可能です。


年間総収益が100万米ドルを超える個人・企業がTwinmotionを利用する場合、またはTwinmotion Cloudを利用する場合は、1シートあたり年額445米ドルの有料ライセンスが必要です。

対象

料金

年間総収益100万米ドル未満の個人・企業、学生・教育機関など

無料

年間総収益100万米ドル超の個人・企業、またはTwinmotion Cloudを利用する場合

年額445米ドル/1シート

※支払い方法は、クレジットカード、デビットカード、PayPalなどに対応しています。利用可能な方法は地域によって異なるため、購入時にご確認ください。

※価格・ライセンス条件は変更される場合があります。最新情報はTwinmotion公式サイトをご確認ください。

※2026年9月時点の情報です。



Twinmotionでできること


Twinmotionでは、SketchUpやRevitなどで作成した3Dモデルに、素材、家具、植栽、人物、光、天候などを加え、建築や空間の完成イメージを表現できます。


単にリアルな建築パースを作成するだけでなく、動画や360°パノラマ、VR、オンライン共有を通じて、空間の魅力や設計意図をさまざまな形で伝えられる点が特徴です。



建築・空間の完成イメージをリアルに可視化する

Twinmotionでは、建物の外壁や床、天井、窓、家具、植栽などを設定し、建築やインテリアの完成イメージをリアルな静止画として制作できます。


たとえば住宅であれば、外壁の色や素材、日当たり、植栽を含めた外観を確認できます。内観では、床材や壁材、家具、照明を配置することで、リビングやキッチン、寝室などの空間を具体的に表現できます。


店舗、オフィス、ホテル、商業施設などでも、内装材や照明、利用シーンに合う家具・人物を加えることで、図面や3Dモデルだけでは伝わりにくい空間の雰囲気を共有できます。


動画・パノラマ・VRで空間を体験として伝える

静止画に加え、建物の周囲や室内を移動するウォークスルー動画、周囲を見回せる360°パノラマを作成できます。


動画では、建物へ近づく視点や、玄関からリビング、キッチンへ進む視点などを設定できるため、建物全体の印象や空間の動線を伝えやすくなります。360°パノラマでは、見る人が視点を自由に動かせるため、室内の広さや家具の配置、窓からの眺めを確認できます。


対応するVRヘッドセットを利用すれば、実寸に近い感覚で空間を体験することも可能です。天井高や通路幅、家具との距離感などを確認しやすく、設計確認やプレゼンテーションに役立ちます。


完成イメージを関係者へわかりやすく共有する

Twinmotionで作成した静止画や動画は、設計プレゼンテーション、クライアントへの提案、Webサイト、パンフレット、広告などに活用できます。


また、Twinmotion Cloudを利用すると、作成したプレゼンテーションやパノラマセットをオンラインで共有できます。共有リンクを受け取った相手は、専用ソフトをインストールしなくてもWebブラウザから内容を確認できるため、離れた場所にいるクライアントや関係者とのイメージ共有にも便利です。



Twinmotionを使うメリットとデメリット


Twinmotionは、設計用ソフトで作成した3Dモデルを活用し、建築や空間の完成イメージを短時間で表現できるツールです。一方で、3Dモデリングや設計そのものを行うソフトではないため、導入前には得意なことと注意点の両方を把握しておくことが大切です。


Twinmotionを使うメリット


提案内容を確認しながら、素早くビジュアルを調整できる

外壁や床の素材、家具、植栽、照明、時間帯、天候などを変更した結果を、画面上で確認しながら調整できます。


たとえば、住宅の外壁を複数案で比較したい場合や、店舗の照明計画による印象の違いを確認したい場合でも、完成イメージを見ながら検討を進められます。長時間のレンダリングを繰り返すワークフローに比べて、提案内容の調整や比較を進めやすい点がメリットです。


図面や3Dモデルだけでは伝わりにくい空間を共有できる

図面やシンプルな3Dモデルでは、素材の質感、自然光の入り方、照明の明るさ、家具を置いた際の広さなどを、専門知識のない相手に伝えにくいことがあります。


Twinmotionでは、静止画、動画、360°パノラマ、VRなどを使い分けることで、完成後の空間をより具体的に共有できます。クライアントや関係者との認識のずれを減らし、提案や設計確認を進めやすくなります。


設計用ソフトで作成した3Dモデルを活用できる

SketchUp、Revit、Rhino、Archicadなどで作成した3DモデルをTwinmotionへ読み込み、ビジュアル制作に利用できます。


設計は使い慣れたソフトで進め、Twinmotionではマテリアル、照明、周辺環境、カメラなどの演出を加えるという役割分担が可能です。設計変更が発生した場合も、対応ソフトではDatasmith Direct Linkを通じてモデルの更新を反映できるため、設計とビジュアル制作を連携させやすくなります。


アセットを活用して空間の用途やスケール感を表現しやすい

家具、人物、車両、植栽などのアセットを配置すると、建物だけの3Dモデルに生活感や利用シーンを加えられます。


たとえば、住宅では家族が暮らす場面、オフィスでは働く人のいる場面、ホテルでは宿泊客を迎える場面を想定した表現ができます。建物の形状だけでなく、「その空間がどのように使われるのか」まで伝えやすくなる点がメリットです。


Twinmotionを使う際のデメリット・注意点


建物そのものを設計・モデリングする用途には向かない

Twinmotionは、作成済みの3Dモデルをビジュアル化するためのツールです。壁や窓、建具などを設計し、正確な図面を作成するCAD・BIMソフトの代わりにはなりません。


建築や空間を制作するには、まずSketchUp、Revit、Rhino、Archicadなどで3Dモデルを用意する必要があります。そのため、3Dモデルがない状態から建築設計を始めたい場合は、別途モデリングや設計用のソフトが必要です。


高品質な表現には、十分なPC性能が求められる

高解像度の静止画、複雑な植栽や多数のアセットを含むシーン、写実性を重視したPath Tracerによる出力では、PCへの負荷が大きくなります。


特に、大規模な建築や都市開発、家具・植栽・人物を多く配置した空間では、動作が重くなる場合があります。快適に制作するには、公式の動作環境を確認し、用途に合ったGPU、メモリ、ストレージを備えたPCを用意する必要があります。


写実的な仕上がりには、素材・光・カメラの調整が必要

アセットやマテリアルを配置するだけでも完成イメージはつくれますが、提案資料や広告に使える水準まで仕上げるには、素材の設定、光の方向、露出、カメラアングル、周辺環境などを調整する必要があります。


特に、実在感のある内観パースや夕景・夜景を制作する場合は、建築ビジュアライゼーションの基本的な考え方が求められます。短時間で扱いやすいツールではあるものの、操作だけで自動的に高品質な作品が完成するわけではありません。


利用できる機能や連携方法は、環境・ライセンスによって異なる

Datasmith Direct Linkの対応状況は、使用する設計ソフトやプラグイン、バージョンによって異なります。また、Twinmotion Cloud、VR、Path Tracerなどは、利用するライセンスやPC環境、OSによって利用条件や対応状況を確認する必要があります。


導入前には、利用中の3Dソフトとの連携可否、必要なPC性能、使用したい出力・共有機能がライセンス条件に含まれるかを確認しておくと安心です。



Twinmotionはこんな人におすすめ


Twinmotionは、設計用ソフトで作成した3Dモデルを、短時間でわかりやすい建築ビジュアルへ仕上げたい人に向いています。特に、建物や空間の魅力を、図面だけでは伝わりにくい相手へ共有する場面で活用しやすいツールです。



建築・インテリアの提案を行う人

建築家、設計者、インテリアデザイナー、住宅会社、リフォーム会社、店舗デザイナーなどにおすすめです。


住宅の外観・内観、店舗の改装案、ホテルのロビー、オフィスのレイアウトなどを、完成に近いイメージで提案できます。素材、照明、家具、植栽などを加えることで、設計意図や空間の雰囲気をクライアントへ伝えやすくなります。


SketchUp・Revit・Rhino・Archicadで3Dモデルを作成している人

すでにSketchUp、Revit、Rhino、Archicadなどで3Dモデルを作成している人にも適しています。


設計用ソフトで作成したモデルをTwinmotionへ読み込み、マテリアル、光、周辺環境、人物、家具などを加えることで、プレゼンテーション用のビジュアルを制作できます。設計とビジュアル制作の役割を分けながら、3Dモデルを有効に活用したい場合に便利です。


静止画だけでなく、動画やパノラマでも空間を見せたい人

建築パースの静止画に加え、動画、360°パノラマ、VRを活用したい人にも向いています。


たとえば、住宅の室内を移動するウォークスルー動画、ホテルや店舗の空間を見回せる360°パノラマ、実寸に近い感覚で空間を確認できるVRコンテンツなどを作成できます。建物の外観だけでなく、動線や空間の広がりまで伝えたい場合に役立ちます。


デザイン案を比較しながら提案を進めたい人

外壁の色、床材、家具、照明、植栽、時間帯など、複数の案を見比べながら検討したい人にもおすすめです。


素材や環境の設定を変更した結果を画面上で確認できるため、「昼間と夕方ではどちらが印象に合うか」「木材とコンクリートではどちらが空間に適しているか」といった比較を行いやすくなります。提案の方向性を関係者とすり合わせながら進めたい場合にも活用できます。


複雑な3DCGソフトの操作に負担を感じる人

3DCGソフトで一からモデリングや細かなレンダリング設定を行うことに負担を感じる人にも、Twinmotionは選択肢になります。


マテリアルやアセットをドラッグ&ドロップで配置し、時間帯や天候も画面上で調整できるため、建築ビジュアライゼーションを初めて扱う人でも、制作の流れをつかみやすい設計です。作成済みの3Dモデルを活かしながら、建築パースやプレゼンテーション用のビジュアルを効率よく制作したい場合に向いています。k」を利用して、設計データの変更をTwinmotion側に同期することも可能です。



他のソフトとの違い|Twinmotion vs 建築ビジュアライゼーションツール


建築・空間を3Dで表現するソフトには、3Dモデルを作成するためのソフト、設計中のモデルをリアルタイムで確認するためのプラグイン、ビジュアル表現に特化したレンダリングツールなど、さまざまな種類があります。


Twinmotionは、SketchUpやRevitなどで作成した3Dモデルを取り込み、短時間で建築パース、動画、パノラマ、VRコンテンツへ仕上げることを得意とするツールです。どのソフトが優れているかではなく、3Dモデルをどこで作るか、どの程度の表現品質や操作性を求めるか、どのように共有したいかによって選ぶことが重要です。

ソフト

主な役割

3Dモデルの作成

ビジュアル制作の特徴

向いている人

Twinmotion

建築ビジュアライゼーション

別の設計・モデリングソフトで作成したモデルを読み込む

マテリアル、アセット、天候、動画、パノラマ、VR、Cloud共有を一つのソフトで扱える

設計モデルを素早く提案用ビジュアルへ仕上げたい人

3Dモデリング・空間設計

可能

形状や空間をつくることが中心。写実的な表現にはTwinmotionなどのレンダリングツールを組み合わせることが多い

建築・インテリアの3Dモデルを作成したい人

建築ビジュアライゼーション

基本的には別ソフトで作成したモデルを読み込む

豊富な環境表現、エフェクト、アセットを活用し、印象的な静止画・動画を制作しやすい

演出性の高い建築パースや動画を重視する人

リアルタイムレンダリング・建築ビジュアライゼーション

基本的には別ソフトで作成したモデルを読み込む

写実的なライティングやマテリアル表現に力を入れ、静止画・動画を制作できる

写実性を重視しつつ、リアルタイムで制作したい人

汎用リアルタイム3Dエンジン

可能。ただし建築設計用のモデリングソフトとは役割が異なる

高度なインタラクティブ表現、リアルタイム映像、独自アプリケーションなどを構築できる

大規模な体験型コンテンツや独自性の高い表現を制作したい人

SketchUpとは?


SketchUp(スケッチアップ)は、建築、インテリア、家具、プロダクトなどの3Dモデルを作成するためのモデリングソフトです。


専門的な3DCGソフトに比べて直感的に形状をつくりやすく、建物のボリューム検討、間取りや家具配置の確認、内装・外観デザインの検討などに幅広く使われています。


Twinmotionが作成済みの3Dモデルを「見せるためのビジュアル」に仕上げるツールであるのに対し、SketchUpは建物や空間そのものの形状をつくるツールです。そのため、SketchUpでモデルを作成し、Twinmotionで素材、光、家具、植栽、天候などを加えて建築パースや動画に仕上げる使い方ができます。


SketchUp FreeとSketchUp Proの違い

SketchUpには無料版のSketchUp Freeと、有料版のSketchUp Proがあります。建築やインテリアの3Dモデリングを試してみたい場合はSketchUp Freeから始められます。

一方で、業務で継続的に使用する場合や、図面・プレゼンテーション資料まで作成したい場合はSketchUp Proが適しています。


TwinmotionとSketchUpの違い

SketchUpは、建物や家具、内装などの3Dモデルを作成するためのモデリングソフトです。壁、床、窓、屋根、家具などの形状をつくり、建築や空間の構成を検討する用途に向いています。


一方、Twinmotionは、SketchUpで作成したモデルを、見せるためのビジュアルへ仕上げるツールです。Twinmotion上で素材、家具、植栽、人物、光、天候などを加えることで、SketchUpのモデルを建築パース、動画、パノラマとして表現できます。


つまり、SketchUpは「空間をつくる」ソフト、Twinmotionは「空間を魅力的に見せる」ソフトです。両者は競合するというより、組み合わせて使うことで力を発揮します。



Lumionとは?


Lumion(ルミオン)は、建築・インテリア・ランドスケープ分野向けの3Dビジュアライゼーションソフトです。SketchUp、Revit、Rhino、Archicadなどで作成した3Dモデルを読み込み、マテリアル、植栽、人物、空、天候、光、エフェクトなどを加えて、建築パースやアニメーションを制作します。

特に、豊富な植栽や環境表現、エフェクトを活用し、印象的な外観パースや動画をつくりやすい点が特徴です。建築の形状を設計するソフトではなく、作成済みの3Dモデルを、プレゼンテーションや広告に使えるビジュアルへ仕上げる用途に向いています。


TwinmotionとLumionはどちらも建築ビジュアライゼーションツールですが、Twinmotionは設計ソフトとの連携、VR、360°パノラマ、Twinmotion Cloudによる共有までを一つの環境で扱いやすい点が特徴です。Lumionは、環境表現や映像演出を活かし、印象に残る建築パース・動画を制作したい場合に適しています。


TwinmotionとLumionの違い

Lumionは、Twinmotionと同じく、建築・インテリア分野で使用されるリアルタイムビジュアライゼーションツールです。作成済みの3Dモデルを読み込み、素材、植栽、人物、空、天候、エフェクトなどを加えて、静止画や動画を制作します。


Twinmotionは、Unreal Engineをベースとし、Datasmith Direct Linkによる設計ソフトとの連携、VR、360°パノラマ、Twinmotion Cloudでの共有などを、比較的直感的な操作でまとめて扱える点が特徴です。


Lumionは、豊富な環境表現やエフェクトを活用し、印象的な建築パースや動画をつくりたい場合に適しています。設計モデルとの連携やプレゼンテーション機能を重視するならTwinmotion、ビジュアルの演出性を細かく追求したい場合はLumionも有力な選択肢です。



D5 Renderとは?


D5 Render(ディーファイブ・レンダー)は、建築・インテリア・ランドスケープ分野で使用されるリアルタイムレンダリングツールです。SketchUp、Revit、Rhino、3ds Max、Archicadなどで作成した3Dモデルを活用し、建築パースや動画を制作できます。

ライティング、反射、素材感、植栽などを活かした写実的な表現に力を入れており、リアルタイムで仕上がりを確認しながら、外観・内観のビジュアルを調整できます。建築パースの品質を高めつつ、制作時間も抑えたい場合に適したツールです。


Twinmotionは、静止画だけでなく、動画、パノラマ、VR、オンライン共有まで含めたプレゼンテーション制作を進めやすい点が特徴です。D5 Renderは、光や素材の表現を細かく調整し、写実的な静止画・動画を制作したい場合に適しています。


TwinmotionとD5 Renderの違い

D5 Renderは、リアルタイムレンダリングを活用して、建築・インテリアの静止画や動画を制作するツールです。ライティング、反射、素材感などを活かした、写実的なビジュアル表現に力を入れています。


Twinmotionもリアルタイムで制作できる点は共通していますが、豊富なアセット、環境表現、VR、パノラマ、Twinmotion Cloudによる共有まで含め、プレゼンテーション用コンテンツを幅広く制作しやすい構成です。


写実性を重視して建築パースを磨き込みたい場合はD5 Render、建築パースだけでなく動画・VR・オンライン共有まで一つの環境で扱いたい場合はTwinmotionが向いています。



Unreal Engineとは?


Unreal Engine(アンリアルエンジン)は、Epic Gamesが開発するリアルタイム3Dエンジンです。ゲーム制作だけでなく、映像、建築、自動車、製造、シミュレーションなど、幅広い分野で活用されています。

建築分野では、ウォークスルー、バーチャルショールーム、インタラクティブなプレゼンテーション、没入型のVRコンテンツなどを制作できます。Datasmithを利用して建築用ソフトのデータを取り込み、高度なライティングや素材表現、操作機能を加えた独自の3D体験を構築することも可能です。


TwinmotionはUnreal Engineをベースに、建築ビジュアライゼーションに必要な機能を扱いやすくまとめたツールです。建築パース、動画、パノラマ、VRコンテンツを効率よく制作したい場合はTwinmotion、独自の操作や高度なインタラクションを含む3Dコンテンツを構築したい場合はUnreal Engineが適しています。


TwinmotionとUnreal Engineの違い

Unreal Engineは、ゲーム、映像、建築、製造、自動車など幅広い分野で使われるリアルタイム3Dエンジンです。建築分野では、インタラクティブなウォークスルー、バーチャルショールーム、シミュレーション、独自アプリケーションなど、高度な体験型コンテンツを制作できます。


TwinmotionはUnreal Engineをベースにしていますが、建築ビジュアライゼーションに必要な機能を、専門的な開発作業を行わずに扱えるようにしたツールです。


そのため、建築パースや動画、VRプレゼンテーションを効率よく制作したい場合はTwinmotion、独自の操作や高度なインタラクションを含むコンテンツを構築したい場合はUnreal Engineが適しています。



まとめ


Twinmotionは、SketchUp、Revit、Rhino、Archicadなどで作成した3Dモデルをもとに、建築パース、動画、360°パノラマ、VRコンテンツを制作できるリアルタイムビジュアライゼーションツールです。


マテリアル、家具、植栽、人物、光、天候などを加えながら、画面上で完成イメージを確認できるため、住宅、店舗、オフィス、ホテル、商業施設などの提案・設計確認に活用できます。


特に、設計用ソフトで作成した3Dモデルを、クライアントや関係者に伝わりやすいビジュアルへ仕上げたい場合に適しています。静止画だけでなく、動画、パノラマ、VR、オンライン共有も活用できるため、空間の広さや動線、利用シーンまで具体的に伝えられます。

一方で、Twinmotionは建物を設計・モデリングするためのソフトではありません。


SketchUpなどのモデリングソフトと組み合わせ、Twinmotionを「見せるためのビジュアル制作」に活用することで、より効果的な建築プレゼンテーションを行えます。


まずは無料利用の条件やPCの動作環境を確認し、作成済みの3Dモデルを読み込んで、素材や光、家具を配置するところから試してみましょう。



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